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GOLF BLOG 「WELL OUT」

ゴルフはもっとやさしくできる

2019-08

ゴルフ障害

ゴルフ障害を抱える人には共通点があるように思います。
私は医者ではないので、専門的なことは分かりませんが…。
40数年練習場に居て、クラブの組み立て・調整・修理をし、レッスンもしての話です。

〇ばね指
必要以上に強くグリップを握る
クラブのグリップはエンドが太くなるテーパーの形状になっています。
軽く握っても簡単には抜けません。
ルーズはいけませんが密着させて軽く握ることが予防になります。

〇腱鞘炎
インパクトでフェース面をスクエアにしようと強く握る
インパクトの衝撃がより手首に来ますので起きやすくなります。

インパクト前後を力でリストターンをする
一番ヘッドスピードが出る瞬間にリストターンを行えばそれだけ手首への負担も増えます。

正しいグリップをしていない
正しいコックが出来る方向に握りが出来ていないと、これも手首により負担が掛かることになります。

ハンドアップの構えも、腕の上げ下げが強調され、より上から打ち込むことになり負担が増えます。

〇左腕のゴルフ肘
インパクトでフェース面をスクエアにしようと強く握ったり、インパクトで左腕を力で伸ばそうとする
腕に力が入るとより肘への衝撃が来ます。

〇右腕のゴルフ肘
力で右肘を伸ばしインパクトしようとする
腕に力が入るとより肘への衝撃が来ます。

要は力尽くで無理をしたスウィングをしてるということです。

その原因はクラブと構えにあります。

〇クラブ
クラブは回転時のバランス調整はしてありません。
よってクラブの動きに個体差があります。
インパクトでフェースの向き・位置は同じにはならないのです。
だからそれを力尽くで同じインパクトにしようとします。
どの番手でも同じ球筋にしようとすればそうならざる得ないのです。
回転時のバランス調整をセットでして使うことが先ずは必要です。

〇構え
ハンドアップの構えはウィークグリップを生みます。
またインパクトエリアでのフェースターンも自動で起きにくくなります。
ヘッドスピードも落ちます。
身体のターンする力を腕の振り・クラブの振りに利用できにくくなります。
腕の上げ下げに頼ったスウィングになりやすくなります。


良いクラブと良い構えが身体にもやさしい、ということですね。

やさしく長く

回転時のバランス調整がされているクラブセットを使っているゴルファーにおいては、
インパクトエリアをクラブの自由回転に任せた方が再現性が上がりますし、球筋もセットで揃います。

回転時のバランス調整がされていないゴルファーにおいては、
その番手での再現性はインパクトエリアをクラブの自由回転に任せた方が上がりますが、
セットで考えた場合は球筋は揃いませんので、結局インパクトエリアを自分で作った方が球筋は揃います。

狙いを定めて発射すればどの番手でも正確に的に当たるクラブと、
発射した後も当たるまで軌道修正(フェース面修正)しなければならないクラブとでは、
どちらが簡単かは想像がつくと思います。

軌道修正(フェース面修正)を行うためにはそれなりの腕力が必要になります。
ゴルフを始めたその日から回転時のバランス調整がされているクラブセットを使う機会に恵まれるゴルファーは、
ほぼ皆無ですから、自らが軌道修正する技を無意識で身体が覚えていくのです。
結果が不揃いでは満足できませんから。


インパクトでの力任せは思わぬ障害にも見舞われます。
特に練習熱心で多くのボールを打つゴルファーに付いてまわります。
ばね指・腱鞘炎・ゴルフ肘……。

インパクトでの衝撃力は1トン前後と言われています。
インパクトで強く握ったり手首を返したりすれば、その衝撃力をより身体で受け止めることになります。
その結果ゴルフ障害です。
どの部位にしても身体を痛めるのはスウィングに無理があると思うべきでしょう。

身体にもやさしく・長くゴルフを楽しむためにも、
余計な事をしなくても済む道具と構えが必要です。

上達の近道

ゴルフでのショットは、クラブ・構え・スウィングの三位一体です。
そして私が思うその優先順位と比率は次の通りです。

1.クラブ(6割)
2.構え(3割)
3.スウィング(1割)

ショットの良し悪しは殆どがスウィングと思われているゴルファーが大多数だと思います。
ですが、クラブの特に回転時のバランス調整を体感してしまうと、そうは思えなくなります。
全てを自分がしていることではなくて、クラブにさせられていることがあることに気付かされます。

構えにおいても同じで、どう構えるかで出来るスウィングがある程度決められてきます。

クラブと構えがあってスウィングがあると言って良いと思います。
だからスウィングが1割です。
そのことに気付くことが、上達への一番の近道です。

元から正す

「なかなか上手にならないねぇ。
 診てもらっている時は良いのだけと、またすぐに元に戻ってしまう。」

私が思う良いショットを打つ為の優先順位とその割合は次の通りです。
1.クラブ(6割)
2.構え(3割)
3.スウィング(1割)

多くのゴルファーはクラブと構えを疎かにして、スウィングばかりに気がいっています。
1割、多く見積もっても2割程度のことを、恰も10割のごとくに練習されています。

スウィングはクラブと構えの上に成り立っています。
それらを疎かにしてスウィングだけを矯正しても、それは対症療法でしかありません。
原因を直さないとまたすぐに元に戻ります。

先ずは自分に合った仕様のクラブをセットで揃え、
次に全ての番手を回転時のバランスを調整すること、
そして良い構えを身に付けることです。

クラブに関してはこれが一番の近道です(6割ですから)が、
経済的なこともあるでしようから、取り敢えずは良い構えを身に付けることです。
そして出来るだけ早い時期に回転時のバランスを調整してあるクラブを手にすることです。
変な癖が付かないうちに。

調子が悪くなって来たら

先ずは構えのチェックです。
スウィングそのものが悪くなって調子が落ちる場合もありますが、
構えが変わってしまったことで本来のスウィングをさせてもらえないケースが多いので、
先ずは構えのチェックです。

次にスウィングですが、調子の悪い時ほど思い切り強く打ってみることです。
強く打とうとするほど身体本来の使い方を無意識でするものです。
あれこれ考えずにインパクトに向かって強く打つこと。

回転時のバランス調整をしてあるクラブを使っている方
上記の事をしてみても思うような結果が得られない番手がある時は、
先ずはグリップを丹念に洗って、乾かしてから再度打ってみて下さい。
それでも良い結果が得られない場合は再調整にお持ち下さい。
グリップの減りや劣化がない場合でも、1年に一度のバランス再調整をされれば良い状態でゴルフが出来ます。

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