GOLF BLOG 「WELL OUT」

ゴルフはもっとやさしくできる

2008-06

感覚と結果、そして謎

回転時のバランスが未調整のクラブをインパクトを作らずにスウィングした場合
感覚と結果は次の三種類に分類できます。
   (球筋はストレートな軌道でスウィングした場合です)

 A 感覚:打ち易い・振り抜きが良い、など
   打点:最適ポジション
   球筋:ストレート

 B 感覚:ヘッドが効いてない・シャフトが硬い
       打ち難い
   打点:ヒール側・薄く当たる(ハーフトップ気味)
   球筋:左に行く

 C 感覚:ヘッドが効いている・シャフトが柔らかい
       打ち難い
   打点:トー側・厚く当たる(ダフり気味)
   球筋:右に行く

Aは未調整でも偶然に最適な状態と同じになっているクラブです。
調整の必要はありませんが、こうしたクラブに出逢うのは
数セット打ってやっと一本、です。

同じBやC状態でも番手でそのズレ量は微妙に違います。
それからB・Cのどちらにずれているクラブが多いかというと
私の今までの経験では圧倒的にB側にずれているものが多いです。
B側にずれる理由は分かりますが、何故素のままではB側が多くなるのかは?です。

クラブの感覚をクラブをいじらずに変えることは不可能です。
しかし打点や球筋を変えることはアドレス・スウィングを変えることで可能になります。
打ち難い番手でも練習場で何発も打球すれば
何とか思うような球筋が打ててくるようになるのはそのためです。
ただクラブを持ち変えればまた一からアドレス・スウィングの微調整が必要になり
一貫性・再現性が低くなってしまいます。


頑張って14種類のアドレス・スウィングを目指しますか?
クラブを調整して1種類のアドレス・スウィングで済ませますか?


多くの人が頑張り屋さんですね。
知らない人が多いから仕方ないんですが‥。

でも体感した人でも頑張ってしまうのは何故なんでしょうね。
これも?です。

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シニアのスタンス幅

最近腰の切れが悪い、フィニッシュで左足に乗れない、などというシニアの方の
お話を聞きます。
そんなゴルファーのアドレスを見ると、アイアンでもスタンス幅が広めだったりします。
広めのスタンスでも若い時は脚力があるのでフットワークを使えるのですが、
歳を重ね脚力が落ちてくると広めのスタンスでは後ろに体重が残ったり
左腰が引けたりしてしまいます。
若い頃よりスタンス幅を少し狭めてやるとフットワークを楽に使えるようになります。

それから以前お話しましたが、バックスウィングで重心を右に乗せていくのではなく、
トップで左足の圧力を抜くその場足踏みの感覚でバックスウィンが出来れば
意識せずに切り返しでの圧力移動が出来ますからフットワークも楽になります。
 ゴルフで言う所の体重移動は、重心を移動させるのではなく圧力を移動させると
 考える。

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重心距離

クラブの用語で「重心距離」というのがあります。
ヘッドの重心からシャフトの中心線までの垂線距離をいいます。

この重心距離について語られる際に、
「シャフトを軸にヘッドが回転し易くなる、し難くなる」とか
「重心距離の長さで遠心力が変わる、ヘッドスピードが変わる」と
いうようなことを耳にしますが、
これって本当でしょうか?

クラブは「く」の字に曲がった位置にシャフトより重いヘッドが付いているので
クラブの重心はシャフト上にはありません。
クラブ全体の重心の位置はどこにあるか。
クラブを横にして釣り合い点BP(バランスポイント)を見つけます。
次にグリップエンドを摘まんでクラブを垂らします。
釣り合い点BPに近い垂線上にクラブの重心Gはあります。

bp.jpg


ヘッドがシャフトを軸に回転するのが下図左。
ヘッドが重心Gを通る軸で回転するのが下図右です。

giku.jpg


左のような回転なら重心距離によって操作性やヘッドスピードなどが
変わることが起きるだろうと思われます。

もし右のようなな回転ならそうした現象は考えにくく
ただ重心距離でトウ・ヒール方向の慣性モーメントが変わるでしょうから
それによる影響はあると思われます。

本当の所はどっち?なんでしょうね。

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練習もレッスンも

クラブの回転時のバランスを調整することの重要性を知って間もなくの頃の話です。
ずいぶん前の話で恐縮ですが‥。


ゴルフを始めるという奥様にレッスンするのは、旦那様にとってストレスの
溜まることであったり、奥様もまた旦那様に怒られ怒られ教わるのなら、
他人の方が良いとか言われる方もいるようです。
そんなことがあってかどうか、
ある方の奥様のゴルフのレッスンをすることになりました。

仕事を持ってる主婦ですから、なかなか練習の時間を作るのもたいへんのご様子でした。
少ない時間でとりあえずアドレスだけでもしっかり良い癖を付けてもらえればと、
ミドルアイアン1本で始まりました。
しばらくしてのある夏の日、アドレスはとても良くなって、スウィングもそれなりに
ゴルフらしくなってきました。でも球筋は相変わらずのスライスばかり。

「そのスウィングならそろそろ真っ直ぐ飛んでも良さそうなのにねぇ」と私。
「ちょっと休憩!」と汗を拭く奥様。
 その間にクラブを借りて数球打ったらこれが見事にスライスばかり。
「あれ~、これはダメだわ、打ちにく~い」と私。
 早速鉛テープを持ってきて打ちながらの調整。
 一息ついた奥さんが打球したらいきなりのナイスショット!
「あらっ、全然打ちやすい、何これ?」



前回は打ち易いと感じるクラブでの練習を多くしましょうというお話をしました。
これはレッスンを受けられいてるゴルファーにおいても同様です。

打ち易いクラブは結果が良いのだから結果が悪い(上手く打てない)クラブで
レッスンを受けた方が良いと思われがちですが、
アドレスやスウィングの基本的な部分は、番手を変えてもそう変わることはありません。
結果が変わるのは番手でアドレスやスウィングが変わることよりも、
長さやロフトが変わることで同じアドレス・スウィングでも結果の幅が変わることと、
番手でクラブの癖が変わることで結果を変えさせられることなのです。

レッスンでは教える側も教わる側も結果が良くなることを求めています。
当たり前のことです、でもここが一番の問題なのです。

上記の話の場合のように、もしあの時あのクラブを私自身が打っていなかったら
結果を求めて余計なレッスンをしたかもしれません。

悪い癖のクラブで良い結果を出そうとすればその番手のみに対処したスウィングを
教える・教わる以外にないのです。

スクールのような場合は、いろいろなクラブでいろいろな打ち方を教わりますから
全て打ち易いクラブで教わるということはチューニングしてない場合不可能ですが、
せめてフルスウィングのチェックは打ち易い番手でレッスンを受けられるように
されたら良いと思います。

練習もレッスンも打ち易いと感じるクラブで、それが上達への近道です。
もちろんベストは全ての番手をチューニングして使うことです。
「良いクラブが良いスウィングを創る」のですから。

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練習は何番で?

「スウィング作りは何番でするのが良いですか?」という質問には
「ミドルアイアン、6番あたりが良いのではないですか。
 レディースなら7番かな。」
と、一応答えます。

一応というのは、これにもうひとつ付け加えたいことがあるからです。

それは「打ち易いと感じている番手で多く練習すること。」です。
 超初心者の場合はまだどの番手が打ち易いかを感じるレベルまでは
 行ってないでしょうからその場合は6番あたりで始められれば良いでしょう。

私の中で良いショットを打つための優先順位は何度も話していますか、
1.クラブ 2.アドレス 3.スウィングです。
その理由は以前お話しました。

その人に合ったクラブを全番手適正にチューニングして、
そのセットで練習するのが上達への近道であると私は確信しています。
しかしチューニングに関しては特にアマチュアにおいては常識化していません。
ですから殆どの人達がチューニングしていないクラブを使われています。
チューニングしていないクラブではスウィングの良し悪しがそのまま結果に
繋がりませんし、良いスウィングさえさせてもらえません。
 このことは以前に話していますのでここでは改めて話すことはしませんが。

ですからショットの結果でスウィングを矯正することが必ずしも良いスウィングへと
繋がらないのです。

ではどうすれば良いのかというと
14本あるクラブの中にはベストな状態のクラブ、
あるいはベストとはいかなくても程々ベターな状態のクラブが
1本くらいは有ったりします、偶然に。
それは「この番手は打ちやすいなぁ」とあなたが感じているクラブです。

そのクラブでスウィングを作ることを多くして下さい。
打ち難いと感じるクラブでの練習は出来るだけしないことです。
 その打ち易い番手がドライバーだったとしても良いと思います。

ラウンドが近くなるとそのクラブだけとはいかなくなるでしょうが、
その時も最初と最後、そして出来れば途中にもその打ち易いと感じるクラブでの
練習を忘れずに行って下さい。

「良いクラブが良いスウィングを創る」のですから。

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Yとy

アドレスでの手の位置の話です。

大きく分ければ二種類です。
左腕とシャフトが一直線に近い状態で構える「y」字型と

s_y.jpg


左腕とシャフト「く」の字になる状態で構える「Y」字型です。

b_y.jpg


私のお薦めは「y」字型です。

その理由は
アイアンショットのインパクトではハンドファーストが必要ですが、
「Y」字型で構えフェースをスクエアにした場合インパクトでは手が前に
出るためにフェースがオープンになってしまいます。
「アドレス」
sq_face.jpg

「インパクト」
open_face.jpg

よってスライスが出やすくなります。
インパクトは出来るだけシンプルに迎えたいので「y」字型をお薦めします。

「y」字型アドレスの作り方
前回の記事でインパクトのイメージの作り方をお話しました。
その状態から下半身のみをゆっくりとアドレスの位置に戻してみます。
これで「y」字型アドレスの出来上がりです。

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アッパーな動きの中で

スウィング・アドバイスに「正面で打ちなさい」というのがあります。
胸が飛球線と正対している時にインパクトするようにということなのですが、
実際プロのスウィングの連続写真を見れば胸がインパクトで正面に向いている
プロなど一人もいません。

アドレスでさえ胸は飛球線と平行ではなくやや左を向いています。
インパクトでは更にその度合いが大きくなります。(下イメージ写真参照)

address.jpg
impact.jpg


ダウンスウィングは下半身が先行し、そして身体には遊びもあることで
こうしたインパクトになるのだろうと思われます。

それを胸が飛球線と正対している時にインパクトする意識でスウィングすれば、
胸が正面の時にまだインパクトの位置に来ない手とヘッドをどうにかしてそこに
持って来なければいけなくなります。
で、手のみを左へ振って辻褄を合わせます。
その結果は左肘が抜けたフォロースルーになりスライスボールが出ます。
左肘が抜けるのを嫌がると今度は無理矢理手を返そうとして
その結果今度はフックボールが出るということになります。
インパクトの一瞬を手でコントロールすことは再現性が低くなってしまいます。

正面でインパクトするというイメージは捨てましょう。
ダウンスウィングで胸が正面に戻り、更にアッパーな動きに入ってから
インパクトするのだと意識に切り替えましょう。
そうすれば手でコントロールをする必要がなくなり再現性が高まります。

インパクトのイメージを作るには
動かないもの・重いものにクラプヘッドを当て身体全体でそれを飛球線方向に
押し出す動きをしてみます。
左脚の踏ん張り、右脚・腰の押し込み、左肩の上がりが体感できます。
頭も残ります。

impact_img.jpg


身体の動かし方の意識としては
トップから左脚への圧力移動をきっかけに右脚・右腰を飛球線方向に押し込み、
その動きと左肩を後ろ側にターンさせる動きをシンクロさせ、
左腕・左手を持ち上げることでヘッドを振るのです。

gakku_teko.jpg



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バックライン

拍手など頂きましてありがとうございます。m(__)m
励みになります^^


今回はグリップのバックラインの話をしましょう。

クラブを握った時にグリップの下側(人差し指~小指側)に僅かな膨らみが
一直線に通っているのに気が付いていますか。
これをグリップのバックラインと言います。

自分のにはそんな膨らみはないという方もいる筈です。
そうなんです、あるのとないのと二種類があるのです。

グリップを輪切りにするとそれぞれ下図のようになります。
「バックラインなし」は断面の肉厚が均等なので丸いシャフトに装着すれば
当然丸く仕上がります。
それに対し「バックラインあり」は断面の一部が下図のように肉厚になっています。
それを丸いシャフトに装着すると下側に盛り上がったラインが出てくる訳です。

backline.jpg


丸いものを握るより一部に膨らみがあるものを握った方がずれ難いということからか
バックラインありのグリップを装着してあるクラブが圧倒的に多いようです。

その反面バンカーショットやインテンショナルにスライスやフックをかけるような
場合にフェースを開いたり閉じたりしてグリップする状況では、いつもと違う位置に
バックラインが来ますので違和感を感じてしまうということもあります。
このような状況ではバックラインのないグリップの方が握り易いこともあります。

全ての番手でバックラインの有り無しを統一している場合は問題ないでしょうが、
Swのみとかでバックラインなしを装着する場合は同一銘柄・同一サイズのグリップでも
膨らみがない分だけ細く感じますので注意が必要です。

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いろいろ

ゴルフトーナメントでの選手の成績は正式にはトータルストローク数を発表するようですが、
テレビ放映ではこれをアンダーパー・オーバーパーで表示しています。
観ている方としてもこのほうが分かり易いですから良いのですが、
ただいつも面白いなぁと思うのがその読み方で、
例えば-9は「ナインアンダー」で-10も「テンアンダー」なんですが、
-11はというと「ジュウイチアンダー」なんですね。
オーバーパーの場合も同じようです。
11を境に数字は日本語読みになります。
確かにイレブンアンダーとかツウェルブアンダーとかは言い難いですから‥。

ゴルフの距離はヤード表示です。
一時期これをメートル表示にした時期もありましたが、またヤードに戻りました。
ただグリーン上の距離はメートルです。
「3ヤードのバーディパット」とは言いませんね。
どうしてなんでしょうね?

14インチバランス法でも触れましたが、クラブの重さの単位はオンスだったようですが、
今はグラムが使われています。
でも長さの単位はインチのままです。
私がゴルフを始めた頃のプロゴルファーはクラブの重さを匁(もんめ)で
言っていたような記憶もあるような‥?
因みに1匁は1貫の1/1000、分かんないですよね。^^;
今時百貫デブなんても言わないし‥。

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連続素振りの薦め

練習をしていてミスショットが多くなってきた時に、
そのままボールを打ち続けても思うようにならない時があります。
いろいろ考えすぎて、ますますスウィングがおかしくなってしまう事もあります。
そんな時はまず良いイメージのスウィングをしてみることです。

良いイメージのスウィングで誰もが簡単に出来るのが素振りです。
それも単発の素振りではなく連続で素振りをすることをお奨めします。
連続の素振りはリズム・バランスが極めて良いのです。

ヘッドを地面から10センチ程浮かし、まずはゆっくり素振りをします。
フィニッシュまで行ったらそこで終わらずにトップまでまたヘッドをゆっくり振り戻し、
またフィニッシュへとスウィングします。
グリップの力加減はすっぽ抜けない位の最低限の力で十分です。
腕・手をリラックスです。
フィニッシュからトップへはゆったり目にトップからフィニッシュは早目に、
リズミカルにバランス良くです。
ダウンスウィングは足元からです。

スウィングプレーンがアウトサイドインやその逆でもスムースな連続素振りは
出来にくくなります。
ゆっくりの段階でヘッドが描く軌道もチェックしましょう。

これを連続で最低でも5~6回繰り返します。
最初はゆっくり、だんだんに速く。
軸がしっかりしていないと連続で素振りをすることは出来ません。
クラブと身体を含めた全体の中心軸を意識してやってみると良いでしょう。
最後は通常のスピードまで速めて素振りをします。

あれこれ思い悩むより早期解決することがあります。

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スロー・フルスウィング

前回は「ミニ・フルスウィング」についてお話しました。
ツーレバーのアプローチを別スウィングにしないで、
フルスウィングのミニ版と考えて、同じイメージでスウィングしましょうということでした。
アプローチの練習がアプローチの練習に止まらずフルスウィングの練習にもなります。

今の時代「スロー」流行ですが‥今回は「スロー・フルスウィング」の薦めです。

ウェッジでのハーフスウィングで良い感じのスウィングを繰り返し練習したら、
いよいよフルスウィングです。
しばらくはハーフスウィングの良いイメージを引きずってフルスウィングも順調に進むかに
思われたのが、しばらくするとまた思うような球筋が出なくなることもあります。
こんな時はまた「ミニ・フルスウィング」に戻るか、「スロー・フルスウィング」をしてみてください。

「スロー・フルスウィング」とは、フルスウィングのままスウィングスピードを落とす練習方法です。
通常のフルスウィングのスピードを100としたら50~60以下にスピードを落とし、
フルスウィングのストロークの大きさでボールを打つのです。
スウィングスピードがゆっくりになることで、どんなスウィングになっているのかが
チェックしやすくなります。
またゆっくりのスウィングはバランスが悪いと出来ませんから、スウィングバランスも良くなります。
スウィングイメージも出しやすくなります。
良い感じでスウィングが出来てきたら、スピードを60,70,80‥と徐々にアップして
いつものスウィングまで上げていきます。

ノーマルなスピードで悩んで練習を重ねるより早く復調します。
お試しを!

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ミニ・フルスウィング(ハーフスウィング)

スウィングには「ワンレバー・スウィング」と「ツーレバー・スウィング」があることは以前お話しました。
基本はこの二種類です。

復習です。
「ワンレバー・スウィング」
パットやチップショットのスウィングです。
遠くへ飛ばす必要がないので、下半身は土台の役目を持たすために踵荷重で構えます。
近く立つことで踵荷重になりハンドアップにもなります。
ハンドアップは手首の動きに制限を与えロールやコックの動きがしにくくなり、
首根っこを中心にした肩・腕・クラブを一体にしたストロークをしやすくします。

「ツーレバー・スウィング」
ボールを上げて飛ばすショットのスウィングです。
より遠くへ飛ばすために下半身を使います。
下半身を使いやすくするために拇指球荷重で構えます。
手の位置ははハンドダウンです。
ハンドダウンすることで腕の振りに加え、手首の軸を中心としたクラブの振りが加わり
ヘッドスピードを上げることが出来ます。

「ツーレバー・スウィング」のための練習方法をふたつ紹介します。

1回目は「ミニ・フルスウィング」です。

練習場で練習を始める時いきなりフルスウィングから入る人は少なくて、
皆さんアプローチの練習から入ります。
ただその時のスウィングが、アプローチのためのアプローチスウィングであったりします。
50ヤードのウェッジのショットで肘を抜いたり、カットに打ったり、
あるいは距離が短いので腕だけでスウィングしたり‥。
球を上げるアプローチのスウィングをフルスウィングのそれと別物と考えて行ったりしていませんか。
そのようなスウィングをしていると次のフルスウィングでその練習が尾を引き、
しばらく思うような球筋が出なかったりします。
また同じツーレバーのスウィングを行く通りも練習しなければならなくなります。

走り幅跳びを思い出してください。
5メートル助走をして飛ぶ、10メートル助走をして飛ぶ‥どちらも飛び方は一緒です。
助走の長さが違うためにスピードが変わり、飛べる距離が変わるだけです。
50ヤードのアプローチも100ヤードのフルスウィングもスウィングイメージは全く同じです。
違うのは助走区間の長さだけです。
アプローチでの小さなスウィングはフルスウィングの一部分を切り出したスウィングなのです。

アプローチのスウィングは助走が短いためにスピードがゆっくりです。
身体の動きをチェックしたり、イメージを出したりするのには好都合です。
ゆっくりした小さなスウィングで良いスウィングを作り上げれば次のフルスウィングでも
思い通りの球筋になります。同じ事をしているのですから。

ツーレバーのアプローチを別物のスウィングにせずに「ミニ・フルスウィング」だと思って練習しましょう。

次回は「スロー・フルスウィング」です。

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パッティング(練習方法)

具体的な練習方法です。
パットの練習方法は皆様もいくつも知っていると思います。
ですからそんな中で私がこれをしてからパットで悩まなくなったという方法だけを紹介しましょう。

前回パットで重要なことを3点挙げました。
その中の
「目標ラインにボールを打ち出すには、インパクトで目標に直角にフェースが向いている必要がある」についてです。

まずはアドレスでどうフェースを目標に直角に合わせるかです。
ボールの近くのライン上にスパットを見つけてそこにフェースを合わせる人、
カップの近くに仮の目標作ってそこに合わせる人‥いろいろです。
どちらでもお好きな方を選んでください。
ちなみに私は後者です。
良いグリーンなればなるほどスパットが見つけにくいし、目標は遠い方が誤差が少なくてすみそうなので。
他のショットでは前者です。

問題はそのラインをどう描くかです。
スパットからパターの方へか、パターからスパットへかです。
お薦めはスパットからパターへです。
スパットからパターへ頭の中でラインを引き
それにパターフェースの面が直角になっているかをチェックし合わせます。
この逆、つまりパターフェースから直角のラインをイメージし
スパットまでそのラインを伸ばすとチェックが出来ない(曖昧になる)のです。

そんなこと考えても見なかったという方もおられるでしょう。
言われて見れば当たり前のことですが、意外と見落としがちです。
でもやってみると確かに違いが出ます。

次は、アドレスでラインに直角にフェースが合っていてもインパクトで再現されなければ何もなりません。
インパクトで直角にフェースが合うストロークの練習方法です。
これはゲーリー・ワイレン氏がテレビ東京(当時)でのゴルフ番組で紹介していた方法です。

距離は1メートル(パター練習マットの場合で半分の距離)くらいから始めましょう。
目標からボール方向へラインを引きパターフェイスを直角に合わせます。
テークバックを全くとらずにフォロースルーだけでボールを転がします。
実際のプレーでテークバックとらずに打つとペナルティになりますのでご注意下さい。

カップインしましたか?

フェースが早く閉じると左へ引っ掛けます。開くと右です。
首根っこを中心に肩・腕・クラブの関係を変えず・その半径を変えずに
ゆっくりストロークしてみて下さい。

カップイン出来るようになったら少しだけテークバックをし、
先ほどのフィニッシュと同じ形になるようにストロークします。
最終的にテークバックとフォローの比率を2対3程度にします。
(フォローの方が少し大きくなるように)

連続ではいるようになったら更に距離を伸ばしてゆきます。
2メートルの練習マットでもテークバックなしでカップイン出来ます。

3パットの原因はラインに打ち出せないことよりも距離が大きく違うことの方が多いと思いますが、
「入れごろ外しごろ」はこの練習で「入れごろ入れごろ」になります。(笑)

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パッティング

問題です。

次の5種類のパットでカップインするのはどれでしょう。
ラインはストレートラインとします。もちろんカップに届く距離を打ってです。

1.目標に直角にフェースを合わせそのフェース面を変えないようにアウトサイドインの軌道でボールを打つ
2.目標に直角にフェースを合わせそのフェース面を変えないようにインサイドアウトの軌道でボールを打つ
3.目標に直角にフェースを合わせそのフェース面を変えないようにストレートの軌道(もちろんインサイドインになる)でボールを打つ
4.目標より左にフェースを向けそのフェース面を変えないように目標にストレートの軌道でボールを打つ
5.目標より右にフェースを向けそのフェース面を変えないように目標にストレートの軌道でボールを打つ

正解は1と2と3です。
練習マットをお持ちの方はマットで、ない方はカーペット上ででも試してみてください。

パットとその他のショットとの一番の違いは、パットはボールが地面の上を転がり、その他のショットは必ず一旦は空中へ舞い上がるということです。
(パターにもロフトは少し付いているので厳密には一瞬ボールが宙に浮きます)

一旦空中に舞い上がるショットでは、その打ち出し方向はクラブヘッドの軌道に左右され、
その後の曲がりはその軌道に対するフェースの向きに左右されます。
ですからアウトサイドインでかつその軌道に対しフェースがオープンにインパクトすれば、
ボールは左へ飛び出し、その後右に曲がります。

パットの場合はというと
アウトサイドインやインサイドアウトの軌道で打っても、ロフトの極少ないパターで打たれ
ボールが地面と接触しているためにバックスピンやサイドスピンはかからず
トップスピンのみがかかります。
パットでのボールの打ち出し方向はインパクト時のフェースの向きにだけ影響され、
その後外的要素のグリーンの傾斜、芝目に影響されるのです。

この事が分かるとパットで重要なことは何かが分かります。

1.目標ラインにボールを打ち出すには、インパクトで目標に直角にフェースが向いている必要がある
2.グリーンの傾斜・芝目を読む必要がある
3.その距離に応じたインパクトをしなければならない
この3点です。

具体的な練習方法は次回に‥。(^_^)/

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ボール位置

ボール位置というより、ボールに対する身体の位置というのが正しい言い方かもしれません。

ボールの位置は、「一定派」と「番手によって変える派」と二派です。

「一定派」はドライバーからウェッジまで左足踵の内側のラインで構えます。
有名なのはジャック・二クラスでしょう。
ただ短い番手はスタンスをオープンにしているようです。

それに対し「番手によって変える派」はドライバーが左足踵のライン、
短いクラブになるにしたがって内側になります。(個人差はあります)

それぞれが実践の中で掴んだ「自分流」なのでしょう。

私はというと「一定派」です。
ターンで振るにはボールはスタンスの左側にあったほうが振りやすい、
左足踵の内側一定なら自分でチェックもしやすいというのが主なその理由です。

アイアンでボール位置を左踵の内側にするとダウンブローにならないのでは‥という質問を受けますが、
長い番手から短い番手になるにしたがってスタンス幅を狭くすることでその件は解決すると思っています。

クラブの長さでスタンス幅を変えることでドライバーはレベルもしくはアッパーブローに、
アイアンはターフが取れるダウンブローにクラブヘッドが振られるのです。

スタンス幅が変わることで両肩を結んだ肩のラインと背骨の傾きが変わることにも注目してください。
ただ胸に対する手・腕の位置(左胸と左腕の関係)は変わってはいません。
クラブが長くなるにしたがってそれぞれの足に掛かるプレッシャーは右足がより多くなります。

私はどの番手も同じスウィングイメージでスウィングしたいので、
ボールの位置を同じにし番手によってスタンス幅を変えているのです。

自分流を見つけましょう。

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スウィングウェイトは万能ではない

「ドライバーを買い換えたのですが打ちにくいので、
前に使っていたクラブのバランスと同じC9にしてもらえますか」
といった相談に来られることがあります。

長々と書いた下記計算式からも分かるように、スウイングウェイトは重量(ヘッド・シャフト・グリップ)・長さ等により変わります。
買い換えたクラブのシャフト重量・ヘッド重量・長さ等が変わればスウイングウェイトは変わります。
それに打ちやすいクラブというのは、単にスウィングウェイトだけによるものでもありません。
それだけを合わせても同じ結果が出るとは限りません。
確かにヘッドが効いているクラブが好みの人、そうでない人、個人差はありますが、
クラブメーカーはそのクラブにあったスウィングウェイトで作っている訳です。

クラブには「個体差」があります。性能がフルに発揮されている訳ではありません。
購入したクラブは打球しながら「チューニング」してベストな所を見つけるというのが先であり、
スウィングウェイトを変えるのはその後のことで良いのではないでしょうか。

アイアンセットでも似たようなことがあります。
購入したアイアンセットをメーカーの公表値のスウィングウェイトに鉛テープとバランス計を使って合わせて、
これで完璧だと納得されている方がいます。

アイアンセットはカタログのスウィングウェイト値通りに全てのクラブが出来てはいないので(メーカー公差内)、それを合わせることは間違ったことではありません。
が、スウィングウェイト値を全てのクラブでメーカーの公表値に合わせれば
それでクラブの個体差が全くなくなり全ての番手が同じように打てるということではありません。

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14インチバランス法

現在バランス法の主流は14インチバランス法です。
スウィングウェイト(SW)の計算式は次のようになります。

 SW=((L/25.4)-14)×(W/28.35)
 
  L=グリップエンドからバランスポイントまでの距離(mm)
   注)グリップエンドの膨らみ部分を除く
     バランスポイントとはクラブを横にして左右がつり合う点
  W=クラブの総重量(g)

つまり14インチの支点(グリップエンドから)からバランスポイント(つり合い点)までの長さ(インチ)に
クラブの総重量(オンス)を掛けたものがスウィングウェイトです。
換算表は下記の通りです(一部)。
秤とスケールがあれば算出できます。

C5    C6    C7    C8    C9    D0    D1    D2    D3
204.75 206.50 208.25 210.00 211.75 213.50 215.25 217.00 218.75

バランス計は Robert Adam(マサチューセッツ)が作り出したもので、
時代は1920年代の初め、クラブはヒッコリー時代の末期であったといわれています。
なぜ支点が14インチなのかは定かではありません。
当時グリップの長さが16インチから14インチへと変わっていった時代で、
そのグリップの長さ14インチを支点にしたものと想われます。
多くのゴルファーが好んだバランスポイントがDの単位だったそうです。

  注)ヒッコリー(Hickory)はクルミ科の落葉高木。
    現在のグリップの長さは10.5インチくらい。

アイアンの場合、ヘッド重量が2グラム変化するとスウィングウェイトは1ポイント変化します。
グリップエンド側ではその倍の4グラムで1ポイント変化します。

スウィングウェイトが3ポイント変化すると振動数は5ポイント変化します。
例えばD0、SシャフトのクラブをD3にするとSRくらいのフレックスになります。
スウイングウェイトのばらつきが大きいと上記のようにフレックスにも影響します。
もちろんスウィングしたときの重さ感も変わります。

追記
ウッドの場合はヘッド重量約1.8グラムでスウィングウェイトは1ポイント変化します。

シャフト重量は約6~7グラムでスウィングウェイトは1ポイント変化します。
今シャフトは30グラム台から120グラム台まであります。
カーボンシャフトの場合、シャフトそのもののバランスポイントの設定の自由度がスチールよりも高いので、
よりチップ側にバランスポイントが設定してあるシャフトの場合、
同じ重量でもスウィングウェイトはより大きい値になります。

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ライ角自己診断

ライ角とはクラブのソールラインとシャフトがつくる角度です。
昔に比べれば番手間のばらつきは少なくなりましたが、
測定し狂っている番手は調整して使うのがベストです。(素材によっては調整不可もあります。)

ダイナミック・ライ(インパクト時のライ角)が、アップライトだとフックがかかりやすくなり、
フラットだとスライスがかかりやすくなります。
(回転時のバランスが適正にチューニングされている場合)
そしてこれは個人差があります。
クラブ・構え方・スウィングにより人それぞれ違うのでその人に合わせなければなりません。
ライ角が合っているかどうかはその人のインパクトを見ないと判断出来ないのですが、
それは高速で目で見たのではとうてい判断は出来ません。

そこでヘッドのソールに付く傷で判断するのが簡単・適切な方法です。
ある程度使い込んでるクラブですとソールに筋状の傷が付いています。
新しいクラブでしたら、ソールに粘着テープを貼って平らなゴムマットの上で
1、2回打球(もしくは素振り)すれば判ります。
その傷がトウ側に片寄っていればフラット、ヒール側に片寄っていればアップライトです。
センター(もしくはややヒールより)を中心に付けば適正です。

lie_test.jpg


左‥‥フラットなライ角
中央‥適正なライ角
右‥‥アップライトなライ角


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手打ちの三大要素

俗に言う「手打ち」スウィングになるアドレスでの三大要素です。

1.右過ぎるボール位置
2.踵荷重
3.前傾不足(ハンドアップ)

1..右過ぎるボール位置
ボールの位置が右過ぎるとフットワーク先行のスウィングをした場合、
まだヘッドがインサイドアウトの軌道で、フェースが開いた状態でボールに当たるために
目標の右に飛びやすくなります。
そのためにダウンスウィングの途中で腕や手でそれを修正しようとしたり、
トップから手で当てに行ったりするようになります。

2.踵荷重
通常のツーレバー・スウィングでは拇指球荷重をお薦めします。
踵荷重の場合、足首の関節の上に体重が来るため、トップ(オブスウィング)からの切り返しで
フットワークが先行し難くなり、上半身から打ちに行きやすくなります。
実際両者を試されれば直ぐに納得できると思います。
踵荷重の方が良いスウィングは、パットやチップショット(ランニングアプローチ)などの
下半身を使わないワンレバーのスウィングの場合です。

3.前傾不足(ハンドアップ)
前傾不足は三大要素の中で一番自分自身でチェックしにくい要素であり、
プロとアマで差の大きい部分ではないでしょうか。
実際カメラやビデオで自分の映像を目にすると、思いと現実のギャップにびっくりされる方は
たくさんいます。

前傾不足だと何故手打ちになりやすくなるのでしょう。
適正な前傾のアドレスと極端な前傾不足とのアドレスで比較してみましょう。

アドレスから肩(胸)を前傾に直角に90度ほど右に回してみてください。

適正なアドレスではクラブが適正な位置まで上がってきていますので、
このままクラブの慣性で正しいトップの位置にクラブが収まります。
前傾不足の場合は軌道より極端に内側に動き、高さも不足しています。
肩のターンだけではクラブを正しいトップに収めることは出来ません。
腕を上げる動作を入れていけば、このアドレスでの正しいトップへクラブを収めることが出来ます。

次はダウンスウィングですが、
適正な前傾のアドレスの場合は、フットワーク先行のダウンスウィングで身体を左へ
ターンさせてやればアドレスの位置にクラブヘッドが戻ってきます。
しかし前傾不足のアドレスの場合では、そのトップからフットワーク先行のダウンスウィングをすれば、クラブヘッドはボールの遥か上を通過してしまいます。
バックスウィングで腕を上げた分だけ腕を下ろすという動作を入れないとボールを打つことが
出来ません。

前傾が不足すればするほど、身体のターンより腕の上げ下げに頼ってクラブを振るようになるのです。

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ワンレバーとツーレバー

スウィングにはいろいろな分類の仕方がありますが、
ここではワンレバー・スウィングとツーレバー・スウィングという分け方についてお話します。

・ワンレバー・スウィング
 アドレス時の左腕とシャフトがひとつのレバーのように関係を維持したままのスウィング
 踵荷重で立つことで下半身の動きを抑え、
 ツーレバースウィングよりハンドアップになることで腕のロールを抑える。
 パット、チップショットに向く。

・ツーレバー・スウィング
 アドレス時の左腕とシャフトの関係が、スウィング中に手首を軸に変化するスウィング。
 拇指球荷重で立つことでフットワークが使え、更にコックが使えることでボールを上げ、
 飛距離が出せる。

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球筋はアドバイザー

練習の際に自分のアドレスやスウィングをチェックしアドバイスしてくれる人が常にいることは稀です。
また自分のアドレスやスウィング程自分自身では見えない・分からないものです。
そんな時に良きアドバイザーになってくれるのは、球筋です。

ボールの飛び出す方向=クラブヘッドの軌道
 目標線より 右=インサイドアウトのヘッド軌道
 目標線へ真直ぐ=インサイドインの正しいヘッド軌道
 目標線より 左=アウトサイドインのヘッド軌道

ボールの最後の曲がり=ヘッドの軌道に対するクラブフェースの向き
 右へ曲がる=ヘッドの軌道に対してフェースがオープン
 目標線へ真直ぐ=ヘッドの軌道に対してフェースがスクエア
 左へ曲がる=ヘッドの軌道に対してフェースがクローズ

それぞれに3種類あります。
ゴルフレッスン書、ゴルフ雑誌に良く書かれていますから、ここではこれ以上の説明は省きます。

球筋とアドレス・スウィングとの関係を知ることにより、その原因をある程度判断・矯正が
出来ますから、練習の良きアドバイザーになり、上達を速めてくれるでしょう。

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良いクラブが良いスウィングを創る

「インパクトで何かをしなければならない」ではなく、
クラブを振れば「クラブの自由回転が正しいインパクトを作ってくれる」そんなクラブが必要なのです。
14本そういうクラブを手にして初めて、アドレス・スウィングに一貫性が出来、
練習が良い癖付けの反復練習になり、良いアドレス・良いスウィングが出来上がるのです。

まさに「良いクラブが良いスウィングを創る」なのです。

同じ#6アイアンで適正にチューニングした場合と
ダフリやすくチューニングをずらした場合とを
ティアップして打ってその打球痕を撮影しました。
t_up.jpg


適正チューニング
daten-1.jpg


ダフリやすくチューニングをずらした場合
daten-2.jpg

打点が上・トウよりに変わっているのが分かりますか。





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チューニング

クラブには個体差があるということは、理解していただけたと思います。
パーツの重量・シャフトのフレックス・組み立て・スウィングウェイトなどに
どれほど気を配ろうが出てくる現象です。
ですからクラブという道具は購入後に必ずそれらの個体差を取り去る作業(チューニング)が
必要になります。

稀に球筋・打点・打ちやすさの良いクラブに偶然巡り合うことがあります。
俗に言う「当たり」のクラブです。
ただ、買ったままで14本全部が「当たり」のクラブである可能性は殆どないでしょう。

例えとして比較的似ていて身近なものは自動車のタイヤです。
タイヤ交換につきものなのはホイールバランスです。車のタイヤは高速回転します。
回転の中心(車軸)とタイヤ・ホイールの重心を合わせることで振動のないスムースな回転を
得るのがホイールバランスです。。
高速回転するタイヤにおいてはホイールバランスをとらないと使い物になりません。
するのが当たり前すぎて「ホイールバランスとりましょうか?」と聞いてくる人はいませんから、
知らないという人も多いかもしれません。

動いているもののバランスをダイナミックバランス(動的バランス)といい、
動かないもののバランスをスタテックバランス(静的バランス)といいます。
ゴルフクラブでC9とかD1というバランスはスウィング・ウェイトのことでこれはスタテックバランスです。
車のタイヤは高速回転しますからホイールバランスはダイナミックバランスです。
ゴルフのスウィングでもダイナミックバランスとスタテックバランスという言葉が使われます。
前者がスウィング時のバランス、後者がアドレス時のバランスです。

ゴルフクラブのヘッドスピードは秒速(m/second)で表示します。
自動車のスピードは時速(km/hour)です。
ヘッドスピード40m/sを自動車と同じく時速に換算すると、144km/hourになります。
この高速回転するクラブで動的バランスがとれていないとどうなるかというと、
アドレスしたボールの位置にスクエアにヘッドが戻ってこないのです。
だから芯に当たらない・真っ直ぐに飛ばない・打ちにくい、ということになります。

ゴルフクラブというボールを打つ道具は、購入後に打球しながらチューニングすることで
その本来の性能を発揮できるのです。



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個体差が及ぼす影響

こんな経験はありませんか。
またこんな光景を目にしたことはありませんか。

・友達のドライバーを借りて打ったらとても良かったので、
 全く同じ仕様のドライバーを購入したが、自分のはフックボールが良く出るし、
 友達のより打ちにくいと感じる。
・同じ銘柄のアイアンセットなのに、番手によって球筋や打ちやすさに違いがある。
 同じようにスウィングしているつもりなのに?
・プロブルファーが契約メーカーで作らせたドライバー数(10)本を試打し、
 その中からエースとサブのドライバーを選んでいた。
・打球しながらクラブに鉛を貼って調整をしていた。

上記のことから分かることは、クラブは同じ仕様でも1本1本微妙に
球筋・打点・打ちやすさに差があるということです。
そしてそれらはクラブだけの問題に止まらず、
あなたのアドレスやスウィングにも大きな影響を及ぼします。

真っ直ぐに飛ばないと自分でコントロールして真っ直ぐに飛ばそうとします。
ですがインパクトの一瞬をコントロールできるだけの能力は人間に備わっていません。
たとえ偶然に出来たとしても再現性がありません。

またスライスの出やすいクラブでストレート系のボールを打つためには、
アドレスかスウィングをフックの出やすいものにしなければなりません。
更に悪いことにゴルフは14本のクラブを使い分けしなければなりませんから、
もし14本全てが違う癖を持ったクラブだったら14種類のスウィングを
身に付けなければならないことになります。
練習場なら数球打球することで、そのクラブの癖に合わせる事も出来ますが、
1球しか打てない本番で1本のクラブの癖に合わせてスウィングすることなど不可能です。

ですから優先順位のトップはクラブなのです。

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優先順位

思うような球筋が出ない場合、多くの人が考える原因の優先順位は
1.スウィング
2.アドレス
3.クラブ
の順番ではないでしょうか。

レッスン経験の多い人や上級者の人なら1.と2.が逆転するでしょう。
それでも3.のクラブを優先順位のトップに掲げる人は少ないのではないでしょうか。
ドライバーでのスライス矯正でレッスンを受けて、最初にクラブのチェックをする
アドバイザーは何人いるでしょうか。

私が考える優先順位は
1.クラブ
2.アドレス
3.スウィング
です。

2.と3.の順位は比較的納得して貰えると思います。
フェースとスタンスの向きがスクエアでも、肩の向きが大きく左を向いていれば、
アウトサイドインの軌道でクラブヘッドが振られるので、プルスライスが出やすくなります。
こんな場合アドレスを直さずにスウィングをいじるとますますおかしくなってしまいます。
悪いスウィングの原因はアドレスにある場合が多いので、
スウィングよりアドレスのチェックを優先します。

「アドレスとスウィングが良くなればボールは真っ直ぐに飛んでくれるのではないですか?」
「何故クラブが優先順位の一番に来るのでしょうか。」

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三位一体

プルスライス(目標の左にボールが飛び出し途中から右に曲がる球筋)は、
クラブヘッドの軌道が目標ラインよりアウトサイド・インに振られ、
更にそのヘッドの軌道に対してクラブフェースが開いている場合に出る球筋です。
この球筋の原因はいくつか考えられますが主なものは、

●トップからの切り返しで上半身が力み下半身より先に切り返した。(ダウンスウィングが原因)
●アウトサイドにバックスウィングしている。(バックウンスウィングが原因)
●アドレスで肩が左を向いていた。(アドレスが原因)
●インパクトでスクエアに戻らないバランスのクラブを使っている。(クラブが原因)
 ‥‥

などです。
単独の原因の場合もあるでしょうし、それらが複合している場合もあるでしょう。

クラブ・アドレス・スウィング、それらのどれかに不具合があっても思うようなショットを
打つことは出来ません。
これらは三位一体です。

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一部引越し完了!

ブログのカテゴリー「ゴルフ」からの引越しが終わりました。
ちょっと一休みして後はホームページからの引越しをします。

グローブ

私のゴルフバックにはグローブが一枚も入っていません。
そうなんです、私は素手派なんです。
ゴルフを始めてしばらくは人並みにグローブ着用してましたが、
掌のサイズの割りに指も短いので、全部がピッタリ来るお気に入りのグローブを
探すのも大変でした。

ある日素手でやってみたら別にグローブしなくても差し支えないじゃないかと
いうことに気付いてそれからはすっかり素手派になりました。
グローブしてないと滑らない?と聞かれることもありますが、
そういうことはないですね。

クラブのグリップはまめに中性洗剤を薄めてタワシでゴシゴシ洗ってやります。
グリップが汚れたままで使っていると感触も悪いし手も汚れるし‥
グリップの劣化も早くなりますから。
それに汚れが酷くなってくると回転時のバランスにも影響が出てきます。

グローブの破れで一番多い箇所は掌の小指側手首に近い所でしょうね。
その原因はクラブを長く持ちすぎることです。
グリップエンドが掌から少しだけ出るようにグリップすればグローブも
長持ちしますし、手の中の支点と力点の距離も長くなりますから
一石二鳥です。

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ハンドダウン

正面から見てグリップエンドが見えるほどウィークグリップで握っている
ゴルファーが思いの外多くいる。そんなゴルファーと話をすると、
クラブのソールは平らに構えるものだと思っている場合が多い。

ソールを平らに構えると当然ハンドアップの構えになるので
左手は下から握るウィークグリップになってしまう。
トップで左手の親指方向にコッキングすればフェースは開くので
アウトサイドからダウンスウィングしやすくもなる。
インパクトでもそのままではフェースは開いて入りやすくなる。

ソールのトウ側が浮くようにハンドダウンにして左手を上から握ってもらうと
それだけでトップでのクラブの収まりやインパクトが改善されるから
当然球筋も良くなってくる。

ハンドダウンの利点を挙げてみた。

ハンドダウンすれば手の中に支点と力点を作れるのでソフトに握る事が出来る。
手首も固くならない。

バックスウィングでは胸を右に前傾の中でターンすればヘッドが上がってくるので
トップスウィングが無理なく出来上がる。

股関節から前傾をとるようにハンドダウンすれば、バックスウィングでの右腰の
スウェイも起きにくく右脚での踏ん張りも利く。

前傾がとれれば、クラブを振る面と肩のターンする面がより近くなるので
身体のターンする力をクラブの振りにより活かせる。

インパクトエリアでのヘッドのターン(腕のロール)が自動的に起き、
よりヘッドが走るのでヘッドでボールを弾くスウィングが出来る。

ややハンドアップ気味が最近のアドレスの主流だとかいう話も耳にするが、
しっかり股関節から前傾してハンドダウンのアドレスをとる方が
ゴルフは簡単になるのではないかと思っている。


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加齢と共に

「トップスウィングでは身体に張りを感じていた方が良いんでしょうか?」
と聞かれました。
トップでの左サイドの張りということなのでしょう。

昔はトップで左サイドに張りを感じるスウィングをしていた時期も
ありましたが今の自分はそれを意識することはなくなりました。

力を使うのはダウンスウィング初期ですし、
人間の身体はギリギリと捻ったところでブルンと捻り戻しが発生するものでは
ないですから、胸を右に向けて楽にトップがとれれば良いのではないかと思っています。
ただし右脚での支え(踏ん張り)は絶対必要でしょうが。

スウィングも加齢と共に身体に負担の少ないものへと変わっていくようです。

ダウンスウィングでの身体の使い方も若い頃は一気にフィニッシュまで
振り抜くスウィングをしていたように思いますが、
今は前にも書いたようにダウンの初期に少しだけ全力でターンをしたら
後はクラブに引っ張られてフィニッシュをとるスウィングです。

これも回転時のバランスが良いクラブがあってこそ出来た事なのですが、
その辺のことは相変わらず分かってもらえない所ではありますが‥。

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