GOLF BLOG 「WELL OUT」

ゴルフはもっとやさしくできる

2014-09

力を出すタイミング

良いショットを打つための優先順位は
1.道具
2.構え
3.動き
です。
もう耳にたこでしょうね。(笑)

「動き(スウィング)」の中で特に大事だと思っていることは二つあって、
ひとつは力を出すタイミング、
もうひとつはグリップの軌道です。
今回は力を出すタイミングについてです。

良く言われることで、フォロースルーで大きな音がするように素振りする、
というのがあります。
これをフォロースルーで力を出す、と勘違いしてインパクト後に力を出して
打っているゴルファー(特に初心者)が少ないですが、います。

次に多いのはインパクトの瞬間に力を出しているゴルファーです。
確かに打っている気は一番するかもしれませんが、
一瞬をいつも同じようにコントロールすることは難しく、再現性がありません。
身体に届く衝撃も大きくなるので身体に優しくもありません。
打ち込む意識が強くなりがちで前回の記事のグリップのアッパー軌道でのインパクトも
し難くなるように思います。

ゴルフに限らず道具を使って物を打つという動きでは、
振り上げて振り下ろす、切り返しの直後に力を出し、後は道具の慣性で打つのが
一番効率が良く再現性が高いと考えます。
インパクトの瞬間に握り締めたりもしないので身体にも優しい。

グリップの位置が右横(正面から見たときに時計の文字盤で言えば9時の位置)に
来た時にはもう自分の仕事は終わりで、後はクラブの慣性とそれまでの身体の動きの
延長でインパクトを迎え、フィニッシュで止める。
インパクトエリアはクラブの自由回転に任せる、そんな打ち方が効率が良く、
身体にも優しく、再現性も高いと考えます。

だだこの打ち方はクラブの回転時のバランスの良し悪しに結果を左右されるので、
どの番手でも同じような「打点・球筋・打ちやすさ」にしたかったら
その調整は必須です。

力の出し方のドリルとしては、
右手でクラブヘッド側のシャフトを軽く摘み、左手は右上腕の力瘤を掌で押さえ
素振りしてみることです。
地面を叩かないように気をつけて、大きな音が出るように振ってみて下さい。
どこで力を使うのかが良く体感できると思います。
分かったなら普通に持ってそのイメージで素振り、次にボールを打ってみましょう。

「インパクトに向かって打つ」その意識が大事です。

再現性高いインパクト

「動き」の中で気になることはいくつかあります。
今回は「ボールを見すぎること」について書いてみます。

「ボールを良く見て」「ヘッドアップしないで」と言われ続けて
ゴルフを教わった方は少なくないでしょう。
でもこのことで無意識で出来る良い動きが出来ずに、
伸び悩んでいるゴルファーは多いのです。

顔の向きを変えずに「ボールを見すぎること」のデメリットと言えば
バックスウィング、フォロースルーでの身体のターンが抑制されることでしょう。
特に大きなデメリットはインパクトエリアでのターンが抑制されることです。

こうしたゴルファーはフォローで左肘が抜ける(後ろに引ける)ことはもちろんですが、
インパクトをゾーンで捉えられなくなり(インパクトは点になる)再現性が低下します。

プロや上級者のインパクト付近でのグリップの通過するラインは、
上下方向では少しですがアッパーになります。
  グリップを引き上げる方向に動きます。
    正面からの映像で、アドレスとインパクトの肩の傾きは
    インパクトの方がより傾きは大きくなります。
    その分グリップの位置も引き上げられています。
このことでインパクト付近のヘッドの動きは、単なる円弧ではなく
少しだけ直線に近いエリアが発生します。
インパクトが点ではなくゾーンになるのです。
  竹箒や長箒で地面を掃く時の柄の上の部分は上昇することで
  より長い距離を平らに掃くことができるのと一緒です。

このグリップの引き上げは左肩の上昇(ターン)で起きます。
ボールを見すぎているゴルファーはインパクトでの左肩のターンが少なくなります。
よってインパクトがゾーンになりにくく球筋の再現性が低下するのです。

この左肩とグリップの上昇の動きは、前傾姿勢がしっかりとられていないとシンクロしません。
背骨とシャフトを直角にして構えることが大前提です。
前傾の浅いゴルファーでは左肩のターンは単なる身体の開きになってしまいます。
たから前傾の浅いゴルファーは身体を開かずに、むしろ正面で身体の動きを止めることで、
点のインパクトを迎えようとするのです。
「身体を開かないで」「ボールを良く見て」「ヘッドアップしないで」は
前傾の浅いゴルファーの良い助言に成りえるのです。

前傾をしっかり取り、まずは振り幅の小さいアプローチショットで、
左肩、グリップがややアッパーの軌道でインパクトを迎える練習をされれば、
薄く長いターフが取れる再現性の高いインパクトを体感できるのではないでしょうか。

    前傾がしっかり取れれば自然と出来る動きとも言えるのですが…。
    動きは先ずは構えで作られるのですね。

前傾をとる

良いショットを打つための優先順位は
1.道具
2.構え
3.動き
です。

「道具」については過去の記事で何度もお話させて貰っていますが、
自分に合った・流れの良いセットを、回転時のバランスを調整して使うこと、
これに尽きます。

36年位ドライビング・レンジにいて毎日お客様のスウィングを目にしてきて
いつも気になることがいくつかあります。

今回はその中の「構え」についてのひとつです。

前傾が足りない(ハンドアップ)ゴルファーが圧倒的に多いです。
そうなることの理由のひとつはクラブのソールの合わせ方にあって、
下図左のように構えるのが正しいと思っているゴルファーが多いのです。

s-1.jpgs-2.jpg

ゴルフクラブはシャフトの延長線上にヘッドの重心がありません。
前後(トー・ヒール)方向ではトー側にずれているし、左右方向では右にずれています。
撓るシャフトを介してボールを打つと重心のズレの分シャフトは撓ります。
前後(トー・ヒール)方向ではトーダウンといわれる現象が起きます。
ソールを全面接地するように構えてしまうと実際のインパクトでは
ヒール側が浮いてトー側が閊えてしまうことになります。

またスウィングの面から言えば、
前傾が浅くなればなるほど身体が向きを変える方向と、
腕・クラブが振られる方向の差が大きくなります。
よって前傾が浅くなるほど身体の大きな筋肉が使いづらくなり、
腕の上げ下げの力に頼るスウィングになります。

背骨とシャフトが直角の位置関係に構えれば上記の二点は解決されます。
「こんなに前傾するの!」と驚かれるゴルファーが多いのですが、
実際の映像を見せてあげると「あっ良いね」と言われる方が殆どです。
この辺が主観と客観の違い、私がいつもゴルフはもっと易しく出来るのに…と
思うところです。

背骨とシャフトが直角に近い構え (真逆の服装ですみません)
P1010335-1.jpg
上半身を真っ直ぐにするとボールはウェスト付近にある
P1010335-2

前傾が足りない構え
P1010333-1.jpg
ボールの位置はウェストより下、膝上になる
より腕の上げ下げが必要になる
P1010332-2

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