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GOLF BLOG 「WELL OUT」

ゴルフはもっとやさしくできる

2014-11

感触

MiuraのCB1005にKBS Tour(S)が入っているアイアンで
久しぶりに100球ほど打つ。
軟鉄鍛造の感触とインパクトにエネルギーが集中するような感触のシャフト。
球を打つことが楽しくなる組み合わせのひとつ。

63歳、まだ大丈夫。(笑)

想定外

回転時のバランスが未調整のクラブで一番多い打点はヒール寄り・薄めです。
そんな打点のクラブは調整後の感覚よりシャフトは硬く感じます。

調整済みのクラブをいろいろ試打して頂くと、
今使っているものよりワンランク上のフレックスでも
「想像していたより硬く感じないです。打てないかと思っていたけど十分使えますね。」
と言われることが多々あります。

これは重さについても言える事で、
スムースに勝手に振り抜けて行くバランスのクラブでは、
そうでないクラブに比べて重さ感もまた違ったものになるようです。


回転時のバランスを調整してあるクラブで、
ワンランク上のスペックを試してみるのもステップアップには
良いチャンスになるかもしれません。

やさしさ

「このクラブ、そんなに難しくないよね。」
帰り際にお客様がポツリ。
やや小ぶりのハーフキャビティのアイアンヘッドです。

「当たり」のDrに巡り合えず、ネットで売り買いを繰り返していた彼。
「数10本買わないと「当たり」には巡り合えませんよ。」の私のアドバイスに
リシャフトと調整を決心したのでした。

Drのリシャフト後に「確かに違う、打ちやすいし球が散らない」の実感を得て、
その後全ての番手でリシャフト・調整をして今に至っています。
ネットでの売り買いも今は全くしていません。
そんな経験の持ち主の彼です。

どうも一緒にプレーしたゴルファーに
「難しそうなアイアンを使っているんだね。」などと言われることがあるらしいのです。
彼はハーフキャビティでも十分に大きな球を打てる実力の持ち主です。
「未調整のキャビティなら調整済みのマッスルバックの方が余程やさしいですよ。」の
私の言葉に以前のことを思い出し、
「そうだよね。」と納得してお帰りになられました。


「やさしさ」って何でしょう?

やさしさにはふたつあります。

ひとつは選択の段階でのやさしさ。
ボールが上がらないゴルファーにとっては、上がりやすいクラブが良い選択であり、
それはそのゴルファーにとってはやさしさでもあるでしょう。
十分にボールが上がる人には上がり過ぎるクラブは、むしろ厄介であるかもしれません。
選択段階でのやさしさはそのゴルファーによって違います。

もうひとつのやさしさ、それは
打点:芯を喰う確立が非常に高い
球筋:どの番手でも同じ球筋になる
打ちやすさ:どの番手でも気持ち良くスウィングできる
です。

選択の段階で自分に合ったやさしいクラブを選んでも、
打点・球筋・打ちやすさはスペックで決まるのではなく
回転時のバランスの良し悪しで決まります。
こちらのやさしさを14本のクラブで体感しているゴルファーは極々少数です。

クラブでボールを打つのはスウィングロボットではなく、
人間という百分の数グラムの違いも感じ取る鋭い感性を持った生き物です。


未調整のポケットキャビティアイアンと、
調整済みのマッスルバックアイアンしかなかったなら、
私は迷わず後者をバックに入れてゴルフに行きます。
未調整のクラブでするゴルフほど難しく、ストレスの溜まるものであることを
この20数年のクラブ調整で十二分に承知しているからです。

最終調整

お客様からの最近のメールです。

「ドライバーとアイアンを2~3本持って行き、
 ブリヂストンのサイエンスアイという器械で計って貰ったら、
 ミート率というのがすごいと言われました。
 ドライバーは1.43で、アイアンは1.42ということでした。
 百点満点だと言われました。
 (回転時のバランスが)調整されたクラブだからなのでしょう。」

科学の進歩でゴルフもいろいろなデータが計測できるようになって来ました。
ゴルフ中継の中でもそうしたデータがリアルタイムで表記される時代になっています。

クラブのフィッティングも昔とは随分と様変わりです。
使っているクラブでデータを採り、パーツをどう変えれば良くなるかを
科学的に判断できるようになってきています。

こうした科学的なフィッティングでも好結果が得られなかったゴルファーも
おられるようです。

問題はふたつ有ります。

ひとつは
パーツを変えたとして机上では良くなる筈が、
こちらも未調整ゆえに本来の性能が発揮されずに良い結果が得られないケースです。

もうひとつは
今お使いのクラブが本当に合っていなかったのかということ。
先日の「個体差」の記事で書いたように、合ってるクラブでも未調整だと
本来の性能が発揮されているクラブは数パーセントです。
チューニングすればそのままでも良い結果が得られたかもしれないのです。

随分と前の記事で
ライ角調整は、その後に回転時のバランスを調整しないと
ダイナミック・ライは揃ってこないというお話もしました。

どんなクラブでも最終調整に回転時のバランスチューニングは必要です。
これをして初めてクラブ本来の性能が発揮され、打ちやすいクラブになり、
ゴルフをもっとやさしく楽しめるようになります。

拍手コメント

拍手コメントに
「振りにくいクラブを力づくで振ろうとするからゴルフは難しいのです。」
とのコメントを頂きました。
ありがとうございます。

正にその通りです。

「打ちにくい」をスウィングで何とかしようとするのではなく
クラブの方をチューニングして「打ちやすく」すれば
ゴルフはもっとやさしくできるのです。

個体差

回転時のバランスが未調整のクラブでは、個体差が出ます。
それは打点・球筋・打ちやすさという形で現れます。
それらをまとめると下記のようになります。

打点
1.ヒール寄りやや薄め
2.最適な所(芯を喰う)
3.トー寄りやや厚め

球筋
1.左へ行く
2.ストレートに近い
3.右へ行く

打ちやすさ
1.打ちにくい・軽く感じる・ヘッドが返りやすい・シャフトは硬く感じる
2.打ちやすい・ヘッドが走る・抜けが良い
3.打ちにくい・重く感じる・ヘッドが返りにくい・シャフトは柔らかく感じる

「ヒール寄りやや薄めに当たるものは左へ行き、打ちにくく軽く感じヘッドが返りやすい」
というようにそれぞれ同じ番号になります。
もちろん程度差もクラブの個体差で違います。

圧倒的に多いのが「1.」に該当するものです。
「3.」に該当するものは少なく、更に少ないのが「2.」の「当たり」のクラブです。

スペック上は自分に合ったクラブでも「1.」「3.」の個体差を持つクラブは、
自分にスペックが合っていないと思ってクラブを買い替えたり、
スウィングが悪いのでそうした結果がでると勘違いして
アドレス・スウィングで悩むことになるのです。

全てのクラブで同じ性格(個体差)であれば、良し悪しは別にして
同じスウィングで対処可能ですが、1.2.3.が混在し同じ1.でも程度差もあるので
未調整のクラブで良いショットを一発勝負のコースで打つのは難しいのです。

先ずは道具

自動車のタイヤならホイールバランスをとるというのは当たり前で、
100パーセントどんなタイヤ・ホイールでもします。
ホイールバランスというのはタイヤ・ホイールの回転時のバランスです。
回転時のバランスが狂っているとタイヤ・ホイールでは振動が起き、
自動車にも異常な負荷が掛かります。

クラブのヘッドスピード40m/Sは時速にすると144Km/Hです。
クラブもまた高速回転体なのです。

14本あるクラブ、未調整では打点・球筋・打ちやすさに個体差が発生します。
クラブ本来の性能もまた発揮しません。
スペック上は申し分のないセットでも実際打球すると?状態になることは
そういう意味では当たり前なのです。

当地に居られた時に全ての番手で回転時のバランス調整済みクラブを
手に入れられたゴルファーからのメールです。

「ドライバーのシャフトを破損してしまい、クラブ競技まで時間が無かったため、
 地元のショップでリシャフトしたのですが、全然上手く打てなくて困っていました。
 そのため、結局3Wでのティショットをしている状態です。」
 (クラブを送って頂きリシャフト・調整後にラウンドされて)
「調整前後では、打感さえもが別物です。
 リシャフト前は全く当たらなかったドライバーが、
 アイアン、FWと同じスイングで、気持ちよく打て、
 なんとフェアウェイキープ率100%と言う、出来過ぎの結果でした。
 やっぱり、知ってしまった以上、未調整のクラブは使えません。」

調整済みのアイアンをお使いで、最近Dr、Fw、UTも調整済みを揃えられたお客様は、

「今まではクラブを変えるとスウィングも一から出直しみたいな感じでしたが、
 これは最初から気持ち良く打てます。調整済みだからでしょうね。」

オーダーメイドのクラブであれ、出来合いのクラブであれ、
クラブは打球して調整しベストな状態にしてからでないと
自分に合う合わないや性能は語れないと私は思っています。

調整後良い意味で大化けするクラブはたくさんあります。

良いショットを打つための優先順位の一番はクラブです。
14本のクラブの本来の性能を引き出し、気持ち良くスウィングするためには
回転時のバランス調整は必須です。


「良いクラブが良いスウィングを創る」も事実です。

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