GOLF BLOG 「WELL OUT」

ゴルフはもっとやさしくできる

2015-02

クラブって

私のクラブに対する認識です。

安いギターであれ高いギターであれ、どれもが正確な音を出せるように作られています。
でも手に入れただけでは駄目で、楽器として機能させるためには必ず正確な調律(チューニング)をする必要があります。

ゴルフクラブも基本性能さえしっかりしたものであれば、打点・球筋・打ちやすさは揃うように作られています。
でも打球すれば打点・球筋・打ちやすさは番手によって変わってきます。

なぜでしょうか?
そうです、チューニングして使わないからです。

ゴルフクラブで楽器の調律(チューニング)にあたるのが、私は回転時のバランス調整だと思っています。
これをすることで打点・球筋・打ちやすさは揃えることが出来ます。

そしてそれはただ単に打点・球筋・打ちやすさに影響するだけでなく、スウイングにも関わってきます。

スウィングは自分でする部分とクラブがしてくれる部分があります。
クラブがしてくれる部分でクラブ自身が良い動きをしてくれるのが、私たちの感性が打ちやすいと感じるクラブです。

良い動きをしてくれないクラブでも良い球を打つことは可能です。
本来クラブがしてくれる部分をも自分で何とかすれば良いだけです。。
ただ、1本のクラブならまだしも14本もあるクラブでは、自分でしなければならないことも14種類起きてきます。
そしてそれを1球という限られたショットで、且つアッという間に終わるスウイングの中でしなければならないのです。
あるいは力ずくでねじ伏せて一種類で済まそうってことも可能です。

どちらにしても至難の業です。
だからゴルフって難しい、という話になってしまいます。

クラブはどんなものであれ、打球してチューニングすることで初めて道具として使えるものになる、と思っています。

近道はあるのだから

「先週は良かったのにきょうはさっぱりです。」
ドライビングレンジにいるとお客様から良く聞く言葉です。



AさんとBさん、最近偶然にも同じアイアンセットに買い替えをしました。
Aさんのは私が組んで回転時のバランスまで調整したもの、Bさんのは他店でのオーダー品です。

お二人には同じようにクラブのことをお話させて頂いたし、回転時のバランス調整も体感して頂いてセットのアイアンも打って頂きました。
更に何度かレッスンもさせて頂きました。
Aさんからはその後も調整済みのアイアンセットの試打のご要望が何度かありました。

ゴルフを楽しむための近道はあるのだと私は思っているので、Bさんに関しては残念ですし私の力のなさを痛感しています。
最終選択はご本人の意思ですから、私が関われる域を出ているのでどうしようもないこととは解ってはいるのですが…。
至福の時ばかりではないのです。



私が回転時のバランス調整を知ったのがもう四半世紀も前、ホームページを立ち上げクラブのことを書き始めたのが1996年でした。
2008年からそれらをブログに移し今に至っています。

今朝ブログの管理画面から拍手の履歴を見ていたら6年も前の記事に拍手が付いていました。
有り難い事です。
そうしたことを糧にまた丹念に一念に歩んで行くしかないのでしょう。

近道はあるのだから。

三点

フルスウィングのショットの練習時でも小さな振り幅で素振りをしている光景を良く目にします。
インパクト前後のフェースローテーションやインパクトでのフェースの向きを意識しているのでしょう。
フルスウィングのトップからインパクト直前で止める素振りもインパクトのフェースの向きを意識してのことでしょう。

ゴルフのスウィングは最初から最後までクラブを手で持っているので、恰も自分でコントロール出来るかのように錯覚しがちですが、実際はそうではありません。
自分でコントロールして毎回同じようにインパクトでフェースを目標に正しく合わせる事など至難の業です。

そんなことを意識しなくても簡単にそれが出来しまう方法があります。

1.クラブの回転時のバランスを良くする(道具)
2.適度なハンドダウン(構え)
3.インパクトエリアはクラブに任せる(スウィング)

この三点を守ればインパクトは、スクエアでスムースでスピーディ且つオートマチックなものとなります。
優先順位は上からです。

各種調整

拍手・コメントをありがとうございます。


クラブにはいろいろな調整やクラフトマンの拘りがあったりします。
自分でも追い込んだもの、体感したものを述べてみます。
以下、参考になれば…。


回転時のバランス調整
これは基本性能が良いクラブならどんなクラブでも良い結果をもたらしますから、是非やって下さい。
打点・球筋・打ちやすさを揃えることが出来ます。
力みのないスムースなスウィング作りにも欠かせません。
やっている所が少ないのが残念ですが。
インパクトを自分で作るゴルファーにはその差違はあまり感じられないかもしれませんが、使い続けることでそうしたスウィングも変わってきます。

ライ角・ロフト角調整
素材的に出来ないものもあります。
調整可能な素材でばらついているものは調整した方が良いです。
但し、これ単体では結果は伴いません。
同じ仕様でライ角・ロフト角の同じクラブを3本作って、それぞれの回転時のバランスをヒール側に当たりやすい・適正・トー側に当たりやすいで調整してそれぞれ打ってみると、ボールの方向性・飛距離は当然違ったものになります。
ダイナミック・ライ(インパクトのライ角)はクラブが落ちやすいか・そうでないかで変わります。
飛距離も当たり前ですが、芯を喰う・喰わないで変わります。
以上のことから単なる机上の数値合わせでは効果は出ません。
回転時のバランス調整とセットですることで良い結果をもたらします。

振動数管理
全体の流れが良く、ある程度の幅の中に納まっていれば問題は有りません。
これだけを追い込んでも打点・球筋・打ちやすさの揃ったクラブにはなりません。
ばらついていても回転時のバランスを調整することで違和感なく良いショットが打てます。

スウィングウェイト調整
製品重量管理の良いものはバラツキは当然少なくはなります。
ばらついているからといって、シャフトのチップ側に錘を入れて数値合わせをすることは、トーヒール方向の重心位置・回転軸位置も変わりますからお薦めしません。
14インチバランス法はヒッコリーシャフト時代のバランス法です。長さの流れも変わっていますので今の時代にはマッチしません。

パーツの重量精度
良いに越したことはありませんが、これもある程度の公差内であれば何ら問題ありません。

スパイン調整
前回の記事に記したとおりです。
私が体感した狭い範囲では効果は感じられませんでした。

カチャカチャ・ドライバー
取り付け位置を変えるだけではやはり駄目で、各位置で回転時のバランスをとって初めて活きてきます。

その他にも新しい調整法が出てきていますが、体感していないものは想像の範囲でしか語れないので、記事として書くことは止めておきます。
興味をそそられるものも今の所はありません。

スパイン調整

スパイン調整ってどうなの?と聞かれることが時々あります。

その調整がされたクラブはセットで打った経験はあります。
その感想は、う~ん?、でした。

打点・球筋・打ちやすさの統一感は全く感じられませんでした。
スパイン調整をされていないクラブと何ら変わりがない、そんな印象でした。
スパイン調整でのスパインの向きはクラフトマンによって違うということも言われているので、私が打ったセットがたまたま良くなかったのか、それは分かりません。

そのセットを回転時のバランス調整もしましたが、やはり最終調整は回転時のバランスをすべきと実感しました。
よって私はその調整はやっていません。シャフトによっては可能では有りますが。


至福の時

MB-5005 お渡ししました。

練習が始まって少して「どうですか?」
笑顔で「良いです。」
    「前のクラブはもう要らないです。」

前のクラブも一流メーカーのアイアンなのですが、やはり未調整ですから。

練習初めとしばらくしてからでは後の方がスウィングは明らかに力みが取れて良い感じでした。
未調整のウッド類を打ち始めてからは薄めに当たるショットが出始めていましたが、いずれリシャフトして調整済みに変えると言われていましたので、そうすれば全ての番手でスムースで良いショットが出るようになります。


満足して帰られるお客様の笑顔、私にとって至福の時です。

シャフトの振動数

「シャフトの振動数の流れが揃っていないとダメなんですか」という質問です。

こんな事例です。

アイアンをセットで買いました。
7番アイアンは打ちやすいし芯を喰う。
他の番手は薄めで左へ行く。

振動数を計ってもらった。
バラツキがある。

打ちやすい7番アイアンを基準に振動数を調整して貰う事にした。


結論から言えば、無駄です。


振動数はクラブ長さ、ヘッド重量で変わります。
振動数を揃えるためにはそれらを変えるか、シャフトそのものを変えなければなりません。

100歩譲って、セットで綺麗に振動数の流れが1cpmも違わず揃ったとしても、7番と同じ感覚で全ての番手では打球できません。
200歩譲って、良くなったとしてもグリップ交換すれば全てが無駄になります。

現状のままで回転時のバランスを調整すれば全ての番手で7番と同じように打球できます。
組みなおす必要もリシャフトする必要もありません。


シャフトの振動数はシャフトの硬さを管理する方法のひとつとして生まれました。
簡単に言えば、シャフトのグリップ側を固定してクラブを振動させた時に一分間に何回振動するかを表します。
硬いものほど多く振動するので数値が大きくなります。
当時、43インチで一分間に255回振動するものを下二桁の数字をとって5.5と表示しました。265回は6.5でした。
この表示法は今のライフルシャフトにも残っていますが、シャフトそのものの振動数管理は今はされていません。

私もこの振動数管理されたシャフトが発売されてしばらくは、振動計と睨めっこでクラブを組んだ経験があります。
でも振動数の精度を上げることが「打点」「球筋」「うちやすさ」を良くすることに繋がらないことが分かり、今はやっていません。

DSCF6418.jpg


同様に、スウィングウェイトやパーツの重量公差などに拘った時期もありました。
これらも振動数と同様で、精度を高めることで打点・球筋・打ちやすさの揃ったクラブが組み上げられるかというと、そうではありませんでした。

その後回転時のバランスを調整することを知りました。

静的精度を高めることは好結果に繋がりませんでしたが、動的精度は劇的に打点・球筋・打ちやすさを変えました。
静的精度のあまり高くないクラブでも回転時のバランスをとってやる事で打点・球筋・打ちやすさの揃うクラブに変わったのです。
今は最終調整にこの回転時のバランスを調整することは欠かせなくなっています。

パーツのいろいろな精度が高いことは手放しに良いことです。
でも精度が高いことが打点・球筋・打ちやすさの精度の高いクラブになるかというと、それは違います。
ある程度の幅の中に納まっていれば問題はないと私は思っています。

クラブシャフトの振動数を計測することは、セットの中でのシャフトの硬さの流れを見れるという結果はもたらします。
またシャフトの硬さを知る目安にもなります。
そういう意味では有効ですが、細かく拘り過ぎないようにした方が良いです。

MB-5005 #4~Pwの調整を終えて

MB-5005に関する三浦技研のホームページからの引用
--------------------------------
ヘッドのサイズアップ、ソール幅の増大、低重心化等の機能へと進化させました。トゥ・ヒール重量配分によりミスヒットに対する寛容さを持たせながら、ピンを攻める武器となり得る操作安定性とパワーをダイレクトに且つ効率的に伝達させる効果を併せ持っています。
(中略)
一般的なヘッドスピードのゴルファーにも対応するマッスルバックモデルとなっています。
--------------------------------

MB-5003だとやはりそのヘッドのサイズが気になるところですが、少し大きくなった5005だと全く気になりません。
スウィングした感じはMBというよりはCB、CBよりもCBらしく低重心化とトゥ・ヒールの重量配分を感じました。
唯一CBでなくMBなのは、その打感です。気持ち良いです。

CB1007、2007との組み合わせもホームページに記載されていますが、ロングアイアンもMB-5003で十分に一般的なヘッドスピードのゴルファーでもいけると思います。

引用文そのままでした。(笑)


シャフトはDG-S200でしたが、いつ打ってもこのシャフトは良いですね。
古い設計のシャフトで重いのですが、インパクトでの一押しの感覚、未だ色褪せない名品です。
回転時のバランス調整済みのクラブでその味を是非感じて欲しいです。

打ってみませんか

DSC00623.jpg

GelongD CT214 (10.5) + Speeder EVOLUTION 569 (S) L:47.75"
GelongD CT214 (11.5) + Speeder EVOLUTION 474 (SR) L:46.75"

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