GOLF BLOG 「WELL OUT」

ゴルフはもっとやさしくできる

2016-02

精度

同じメーカーのアイアンヘッドを使っているゴルファーが隣り合わせになり、そこに私も加わってしばらくクラブ談議となりました。
新しいモデルも最近出たので、組み上げただけの試打クラブを見てもらいました。

「打ってみても良いですか?」

「良いけどまだ未調整だから芯は喰いませんよ。ハーフトップが多いかもしれない。」

数球打ちましたけどどれも予想通りのハーフトップの連発でした。
フルセットで回転時のバランスをとってあるクラブを使われているゴルファーですから、それと同じスウィングで打てば未調整のものはそれなりの結果しか出ません。
ご自身の調整済みのクラブで打っていた、脇で見ていても気持ちの良いショットとは雲泥の差です。


パーツの精度が高いという事は、いろいろな意味で良い事なので、長年クラブ製作に携わっているとそうした物をお薦めするようにはなります。
ですが、精度の高いパーツで組むことが打点・球筋・打ちやすさに繋がる、ということではありません。
静的な精度=動的な精度 ではないのです。
組み上げてから(打球して)回転時のバランスを調整をして初めて、静的な精度の良さが生きてくるということです。

個体差

回転時のバランスをとっていないクラブでの打点・球筋・重さ・硬さ・打ちやすさの個体差は下記の通りです。
もちろんセットとしてのクラブの流れが悪いと重さや硬さでの個体差を感じますので、同じアイアンセットのようなもので比較されると判りやすいと思います。

・ヒール寄り薄め・左・軽い・硬い・打ちにくい(一番数が多い)
・トー寄り厚め・右・重い・柔らかい・打ちにくい
・芯に当たる・ストレート系(フェード~ドロー)・打ちやすい(一番数が少ない)

未調整のクラブではこれらの個体差が程度の差もありセットの中に混在しています。
1セットの中に打ちやすいと感じる(そのままで実践で使える)クラブが一本でもある確立は低く、数セット打ってやっと一本ある程度です。

打って結果が悪いと多くのゴルファーは自身のスウィングや構えが悪いと思っています。
クラブに原因があるとは思っていません。

こうした性格の違うクラブで芯を喰った同じ球筋を打つのには、大なり小なりインパクトを作るという動作が必要になります。
個体差を判断しそれもたった一発で、それにあった打ち方をしなくてはならないのです。

道具を使って物を打つという行為では、道具に仕事をさせるのが一番効率が良い筈ですが、ゴルフでは自分も余計な仕事をインパクトの瞬間でもしなければならないのです。
個体差を抑え付けるスウィングでは身体に掛かる負担も大きくなります。
バネ指・腱鞘炎・ゴルフ肘・腰痛などのゴルフ障害も余計な仕事を自身でしなければならない結果ではないでしょうか。

先ずはクラブの個体差をなくし打ちやすいクラブを手にすること、これがゴルフを易しく楽しむための第一歩です。

前傾をとると

久しぶりに練習場で見かけたシングルゴルファーさんからアドバイスを求められました。
ゴルフから久しく遠ざかっていたようです。

前傾が浅くハンドアップで構えているので、その事をお話させて頂きました。

その後お会いした時に、数人のゴルファーから私と同じ事を言われたと仰っていました。
そして前傾をとる事に取り組んで練習しているのだけど、ダフリが多く出るとも仰っていました。

前傾が浅いと、身体をターンする方向と腕・クラブが振られる方向は大きく違ってきます。
バックスウィングでの身体のターンでは、クラブは思うように上がりません。
よって腕でクラブを上げるようになります。
身体は水平に近く、腕は垂直に近く使わなければ飛ばせるトップは作れません。
腕で上げたトップからは腕で下ろさないとボールに当たりません。
腕の上げ下げ主体でクラブを振るようになるので、大きな筋肉を使うことが出来なくなります。
腕とクラブの角度も広くなるので、ヘッドも走らなくなります。

前傾の浅い構えから前傾が深い構えに変えると、腕・クラブを振る軸である首根っこはよりボールに近づきます。
前傾が浅い時と同じように腕の上げ下げでボールを打とうとすると、ダフリが出るのは当たり前です。
最初は誰もがそうです。

その構えのまま続けていくと、何れその構えに合ったスウィングへと変わって行きます(人間の能力の凄い所)。
より早く直したいのなら、切り返しの部分で腕ではなく身体全体で切り返すイメージを持つことでしょうか。

プロの中には前傾の浅い構えのメジャーチャンピョンも賞金女王もいました。
ですが、
アマチュアはより易しくより長く楽しめるものを身に付けたほうが良いのではないでしょうか。
クラブもですが…。(笑)

アドバイス

練習しているとアドバイスを下さるゴルファーがいます。
有り難いことですが、注意しなくてはいけない事もあります。

構えが変わればスウィングは変ります。
例えば前傾が浅くハンドアップで構えるゴルファーと、前傾が深くシャフトと背骨が90度で構えるゴルファーとでは、スウィングイメージは同じではありません。
前者は後者より腕の上げ下げをより使うようになります。

クラブでも同様です。
回転時のバランスが番手で個体差があるクラブセットを使っているゴルファーでは、球筋を同じにするにはその個体差を抑え付けるスウイングが必要になります。
全ての番手で回転時のバランスが同じクラブを使っているゴルファーは、インパクトをクラブの自由回転に任せれば同じ球筋になります。

使っている道具、そして構えが違えばスウィングでやるべき事は違ってくるということです。

その辺のことを頭の片隅に置いておいてアドバイスを聞かないと、遠回りすることになりかねません。

近道への分岐点

クラブの回転時のバランス調整を始めて20数年になります。
調整済みクラブをお使いのゴルファー全てがゴルフをより易しく楽しんでいる訳ではありません。

大きく変貌を遂げられた方、それ程でない方、その違いはどこから生まれるのでしょうか?

それはフルセットで調整済みであるか否かです。

クラブの重さ・硬さなどの流れが良く、全ての番手が調整済みであれば、使い続けていくことでスウィングは良い方向でひとつに纏まります。
クラブがスウィングを導いてくれます。

しかし調整済みと未調整のクラブが混在していると、調整済みのクラブを打っている時は良いのですが、未調整のクラブでは回転時のバランスの個体差にスウィングで対応しなくてはならなくなるので、結局スウィングはひとつにはなりません。
未調整のクラブでゴルフをしていた時と大差ないゴルフになってしまいます。

スウィングが良くなりスコアが良くなって、よりゴルフを易しく楽しむためにはフルセットで調整済みのクラブを使うことです。

ユーザーのコメント

「ハーフでバーディが四つとれました。
 5番アイアンでのセカンドショットでもピンに寄ってバーディがとれて、
 アイアンが良い感じになって来ました。」

「自分のではないクラブで、海外でラウンドしたのですが、
 ゴルフはクラブだって思い知らされました。
 帰国して自分のクラブでラウンドをしたら、
 パットも良く入るし、クラブの打ち易さの違いを体感させられました。
 次回は自分のクラブを持って行ってリベンジします。」


回転時のバランスを調整してあるクラブをお使いのゴルファーの最近のコメントです。

Rigio Formula B

Rigio Formula B NIPPON SHAFT
3月1日発売

「道具を変えないことで有名なカリー・ウェブが一発で気に入り、即替えした」

カリー・ウェブのそれまでのエースシャフトはN.S.PRO GT500-S。
N.S.PRO GTシリーズは非常にコスパの高い良いシャフトで私も多くの人に薦めてきました。
カリー・ウェブがエースシャフトを決めるポイントで絶対外せない条件が、「スウィング中に意図と反する動きをしないシャフトである」ということだそうです。
Rigio Formula B 打ってみたいですね。
コスパではGTシリーズに敵わないでしょうが、カリー・ウェブが即替えする程良かったということですから。

入り方

構えに入る時にどちらの手でクラブを持って入るかということです。

右手で入る、左手で入る、両手で入る、この三種類があります。

注意したいのが左手で入るゴルファーです。

左手から入ることで肩の傾きが小さく(水平に近く)なります。
左肩を上げにくくなるのです。
その結果、頭はスタンスの中央より左側(左脚側)になりがちです。

こうした構えではクラブの入りが鋭角になってしまい、レベルもしくはアップーに打ちたい長いクラブでは、良い結果が出ません。
ティアップするドライバーではテンプラも出やすくなります。

振り抜けない、テンプラが出やすいなどと感じているゴルファーで左手で構えに入る方は、構えに入る手順を変えてみてはいかがでしょうか。

コースでの引っ掛け

「練習場では真っ直ぐ行くのにコースだと引っ掛けが多いんだよねぇ。」
ドライバーショットのことでした。

球筋は 1にクラブ、2に構え、3にスウイング の順番です。

1のクラブで考えられること
そのドライバーは引っ掛けが出やすい性格である。
練習場でドライバーを一発だけ打って終わるゴルファーは殆どいません。
多くのゴルファーは満足いくショットが出るまで何球か打ちます。
引っ掛けが出やすいクラブでも何発か打ては真っ直ぐな球筋にすることができます。

多くのゴルファーがイメージしているドライバーの球筋は何球か打った後のナイスショットです。
最初の一球ではありません。
練習の間にドライバーを一発だけ打ってみて下さい。
その時出る球筋がそのドライバーの球筋です。
コースへ出ればOBでも出ない限りは一発で終わりです。

2の構えで考えられること
練習場では同じ打席から打ちますからいつも同じ向きで構えられます。
でもコースでは違ってきますから、しっかりスパットを見つけて目標にスクエアに構える必要があります。
目標に正しく構えていない、といことも往々にしてあるものです。

3のスウィンクで考えられること
練習場では何発も打てるのでリラックスして打てますが、コースでは一発でナイスショットを打たなければなりません。
飛距離も必要です。
つい腕に力みが出て、その結果左へ引っ掛けるというのが多いパターンではないでしょうか。

「アイアンは良いんだけどね。」とも仰っていましたから、
1と3の確立が高いですね。

PP-9005 Genesis

三浦技研 PP-9005 Genesis #7 試打クラブ 入りました

9005g.jpg

シャフトは ATTAS 60R です。


CB-1008 は来月です。

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