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GOLF BLOG 「WELL OUT」

ゴルフはもっとやさしくできる

2018-04

力(りき)み

「そんなに力まないで軽く打てば良いのに」
良い結果が出ないゴルファーへのアドバイスで良く耳にします。
では軽く打ったら本当に良い結果が出るのでしょうか。

軽く打てば飛距離は落ちます。
飛距離が落ちれば当然曲がりは少なくはなりますが、でもそれは目指す姿ではないはずです。

切れ味が良い鋸と悪い鋸があります。
仕様は全く同じものです。
切れ味の良い鋸では必要最小限の力で切れますし良い結果も出ます。
これが切れ味が悪い鋸ではというと、切れないから必要以上に力を入れなければいけない。
力を入れたにも拘らず良い結果は出ません。

クラブには回転時のバランスに固体差があります。
バランスが良いクラブはスムースに回転していくし構えた位置にヘッドが戻ります。
だから必要最小限の力で良い結果が出ます。
力を入れればそれだけ飛距離という結果にも繋がります。
バランスが悪いとスウィングがギクシャクするし、構えた状態にはヘッドは戻りません。
クラブにコントロールされているスウィングを・インパクトを、力ずくでコントロールしなけばなりません。
力みです。
でもそうしないと良い結果に繋がらないのですから。

力でコントロールする、身体にも負担が掛かります。
腱鞘炎・ゴルフ肘などのゴルフ障害にも繋がります。

「前のドライバーはマン振りするとどこへ飛んでいくか分からなかったけど、作ってもらった今度のクラブは曲がりが少ないです。」
回転時のバランスを調整したドライバーを手にしたお客様の声です。
飛んで(飛ばせて)曲がらないクラブ、それが目指すところではないですか。

力まずに力強くスムースに打てて狙った場所にボールを飛ばせる、
それには先ず力まずにスウィング出来る道具を手にすることです。

三兄弟

トリオ

ダイナミックゴールドの三兄弟
120、105、95のS200の試打クラブを今朝調整しました。

DG S200よりDG-120 S200は重量で11グラム軽くなっています。
体感では重量差以上に軽さを感じます。
バランスポイントが違うのかも知れません。
(チップ側の重さ感が以前のほど感じません。
この辺は好みが別れるところかもしれません。)
軽い分振りやすさ感はあります。
プロのスウィング傾向の変化で、重さも今風なのでしょう。
DGが重くなってきたと感じているゴルファーは、105まで軽くしなくても120でも十分軽さを感じられるのではないでしょうか。

105は中元調子、他は元調子。
120と105は重さの違いだけ、105は感覚も違います。
末っ子らしいですね。


静より動

カミサンとカミサンの友達と4人でラウンドした時のことでした。
あるホールでティショットを打った瞬間、「軽っ、軟っ!」と思ったのですね。

見れば間違ってカミサンのドライバーでティショットをしていたのです。
インパクトの瞬間まで気づかないアホです。(笑)
球はというとフェアウェイ右サイドに真っ直ぐ飛んで行きました。

レディースのレッスンで、レディースのクラブを借りてショットすることがあります。
軽・軟ですが調整してあるクラブですから、それ程の違和感も無くスウィングできるし球筋もまずまずです。

軽過ぎれば身体全体を使って打つには適さないし、柔らか過ぎればインパクトのタイミングは難しくなり強く打つことも儘なりません。
当り負けもします。
自分に合った仕様の調整してあるクラブよりは良い結果に結びつきにくいのは事実です。
ただ回転時のバランスが整っていれば、スウィングがギクシャクする事はないので、スムースに振り抜け程々の結果は出ます。

クラブはその人に合った仕様のものであるべきです。
そしてセットとしての仕様の流れも良いにこした事はありません。
ですが仕様の少しのデコボコなら調整してしまえばそれ程の違和感も無く良いショットが打てます。
クラブは打ってナンボのものなので、静的なデータより動的なバランスの方が大きく影響するからです。

馴染まない

「クラブか買い換えたのだけど、何か馴染まなくて前のに戻そうかと思っているんですよ。」

これは二つの原因が考えられます。

一つは仕様が合っていないので馴染まない場合です。
例えば元調子のシャフトを使い続けてきたのに先調子のシャフトのものに買い換えた。
仕様を大きく変えれば馴染むまでに時間が掛かります。
それからクラブはセットとして全体の流れを考えなくてはいけません。
全体の仕様の流れから大きくかけ離れたクラブはそれだけ違和感を感じます。

もう一つは回転時のバランスが狂っているので馴染まない場合です。
同じような仕様のクラブに買い換えた場合でも、回転時のバランスの良し悪しで打ちやすさは変わります。
回転時のバランスが悪い・打ちにくいクラブに出逢ってしまった場合は、使い続けても打ちやすくはなりません。
切れ味の悪い包丁は使い続けたからといって切れ味が良くなる事がないのと一緒です。
馴染むまでに時間が掛かるのではなくて、いつまで経っても馴染みません
練習場では何発も打てるのである程度はその悪い癖に対応できても、コースでは一発勝負ですから無理です。

選択を間違わないこと、回転時のバランスを調整して使うこと。
この二つを守れば買い換えても直ぐに馴染みます。
回転時のバランスが悪くて馴染まないのを、選択の間違いと勘違いしているゴルファーは多くいます。


球の散れが違う

アイアンのリシャフトをして回転時のバランス調整までされたお客様が初ラウンドされて、
「球の散れが全然違いました。良かったです。」

ありがとうございます。

同じヘッド・シャフトのアイアンだと未調整のセットとの違いがはっきり判るというお客様は多いです。
アイアンはセットで試打できるものもありますので、是非ご体感下さい。

パターも調整は必須

「バターって回転時のバランス調整は必要なの?」とお客様に聞かれました。

パッティングの場合、ボールの曲がりに影響するのは主に傾斜、そして少し芝目です。
もし真っ平で芝目の影響も風の影響も受けないグリーンがあったとしましょう。
アウトサイドインに打とうが、インサイドアウトに打とうが、球はインパクトでのフェースの向きに直角に真っ直ぐに転がっていくだけです。
パターにも少しのロフト角はあります。
ですからほんの一瞬は浮くのですが、後は芝との接触で転がっていくのでヘッドの軌道とフェースの向きに依るサイドスピンは掛かりません。

球が宙を飛ぶショットではヘッドの軌道とそれに対するフェースの向きで出球と先の曲がりが決められます。
転がるだけのパットではフェースの向きだけで出球が決められます。

さて前置きが長くなりましたが、質問の答えです。
他のクラブ同様パターにも回転時のバランスでの個体差はあります。
引っ掛けやすいパター、押し出しやすいパター、狙ったラインに真っ直ぐに打ち出せるパターが固体差であるのです。
同じパターででもです。

よってパターも回転時のバランス調整は必要です。
ヘッドスピードの高いドライバーの場合は100分の数グラムで変わりますが、ヘッドスピードの一番遅いパターの場合はそんなに敏感ではありません。
でもするのとしないのでは大違いです。

ドライバーからパターまで回転時のバランス調整は必要です。
全てのクラブで回転時のバランスを調整して使う、これが上達への一番の近道です。

楽しいのが好き

回転時のバランス調整など知らなかった(無かった)頃の話です。
もろちんゴルフは腕が8~9割と思っていました。
今は腕は1割です。(笑)

ボール回収が終わるのが夜の10時、照明を全て落として一打席だけに一本の蛍光灯を点けて一時間ほど球を打っていました。
暗闇の中ですから球筋を見届けることなど出来ません。
それでも感覚で出球や先の曲がりは判るものです、もちろん打点もですけど。
朝出勤すると、想っていた場所にボールが集まっていました。

何でこんな話をしたかと言いますと、先日やさしいというアイアンを打ったのです。
未調整です。
打った瞬間「えっ!」でした。
打点・球筋の感覚を身体で全く感じ取れなかったのです。
思わずボールを捜してしまいました。(笑)
打っていても何かつまらない。
こうしたクラブは調整もまた難しい。

今こうしたクラブで暗闇の中で昔のようにボールを打っても意味を持たないでしょうね。
しませんけど。(笑)
やはり打った瞬間にスウィングの良し悪しが判り、芯を喰った「グッショ」の感覚を味わえるクラブが良いですね、私は。
楽しいのが好きですから。

一段落

注文が集中してしまって、月曜日からきょうまで回転時のバランス調整でした。
やっと一段落。
シャフトフレックスはビンビンのXからグニャグニャのL、重さも120g台から40g台、調子も元から先までいろいろでした。

組み上げただけのクラブですからそのままで気持ち良く振れるものは数十本の中で1~2本。
気持ち良く振れるようになれば次の番手、振りにくいものを数多く振るわけですから、スウィングまでおかしくなります。(笑)

丹念に調整させて頂きましたが、少しでも芯を喰わない・球筋が揃わない・打ちにくい、と感じるクラブがありましたら、遠慮なくお申し出下さい。
腕以前に先ずはクラブですから。

レディースのクラブ

旦那様にプレゼントして貰ったアイアンセットの調整が終わったので、お渡ししました。

「何か練習が楽しくなりそう。
 調整しないと駄目だよって言われていたこと、今回はよ~く分かりました。」

これまでもDr・Fw・UTと調整済みのをお使い頂いてはいたのですが。
アイアンセットを打たれたことで、どの番手でも同じ球筋になり打ちやすいことを実感されたのでしょう。

回転時のバランス調整をする側から言えば、
レディースものはシャフトが軽い・柔らかいで、ペストポイントがピンポイントというよりゾーンに成りやすいのです。
しかも最近のは打感も感じ取りにくいものが多いので、調整は手間取ります。
でもまあ喜んで頂けて良かったです。
旦那様に感謝ですね。

プレゼント

旦那様が定年退職され、この機に奥様にアイアンセットをプレゼントしてくれることになったそうです。
(愛されてますねぇ)
旦那様はゴルフはされないので、ネットで購入しようとしていたようで、
「でもそれでは調整はして貰えないんですよね。」
(既に調整済みのクラブを数本お持ちです。)
「はい、回転時のバランス調整については調整のみの持ち込みは受けていません。」
「ですよね。だったら旦那から現金で戴こうかな。」
ということで、ご注文頂きました。

このことをカミサンに話したら
「うちは定年がないからねぇ」と。
惜しいっ!

「いろは」から「ゑひもせす」

クラブと構えが良くなればスウィングは良くなって行く。
私は常々そう思っています。
ですから回転時のバランスを調整してあるクラブをお使いのお客様のチェックは先ずは構えからです。
「また構えですか!」などと言われたりもしますが、狂いはそこから生じますからいつも同じ良い構えをとるのは大事です。
動きの中のことでレッスンすることなどそう多くはありません。
力の使い方を覚えれば良いだけですし、それも元々誰もが持ち合わせいていることですから。

「もっとレッスンをすれば良いのに。」とも言われたりもします。
フルセットで調整済みのクラブをお使いの方なら、レッスンと結果が結びつきますから良いのですが、
そうでない方の場合は結果を良くしようとすれば、前にもお話したように対症療法的レッスンを強いられます
未調整でも超初心者の「いろは」程度なら可能ですが、「ゑひもせす」までは難しいというのが本音です。

有り難い事

今、県外のお客様のフルセットを組み立てています。
当店のクラブをフルセットでお使いのお客様のご紹介です。
200kmを来店され試打されてフルセットのオーダーを頂きました。
有り難い事です。

きょうで組み立ては終わります。
普通の工房ならこれでお渡しになるのですが、ここは「変なショップ」ですから(笑)ここからが勝負です。
グリップ装着後2日ほど寝かせて、回転時のバランスを調整します。
調整が終わったら発送(引渡し)になります。



お客様が同じ職場の方とご来店されました。
芯に当てる練習をしたいという同僚の方に、
「だったらあそこに行けば芯に当たるクラブがあるから。」というようなお話をされてのご来店でした。
3回に渡って試打を重ねてアイアン6本のオーダーを頂きました。
ありがとうございます。

そのご紹介下さったお客様に初めてクラブのオーダーを頂いたのは95年の9月でした。
もうすぐ23年になります。(もうそんなに経つのですね。「光陰矢のごとし」)
大学一年生でアルバイトで貯めたお金で…、と記憶しています。
私は覚えていませんでしたが、「消費税をサービスしてもらった。」そうです。
「ここでクラブを作ってもらってなかったら今の自分のゴルフはなかった。」そうも仰っていました。
これまた有り難い事です。

難しさの元凶

「フェアウェイウッドが苦手、低いフックボールばかり。」というので
試打用のFwを打って頂きました。

スウィングを見させて貰えば確かにそうしたボールが出やすいスウィングの要因はありました。
でも試打クラブでは圧倒的に出ない低いフックボール、出ても軽いフックボール、ナイスショットも多くありました。
しばらく試打クラブを打ってから自分のFwに持ち替えて打つと、一球目はナイスショット。
二球目からは徐々に持ち球の低いフックボールへと変化。

これらから判る事は、先ずはクラブが低いフックボールが出やすいクラブであること。
そして回転時バランスを調整してある試打クラブを打った後は、そのスウィングの感覚が身体の中に少しの間は残っていること。


レッスンを受ける、大切なことです。
これからゴルフを始める、グリップの握り方さえ分からない。
ゴルフの基本を教わる為にレッスンを受ける。
しばらくゴルフをして来て、思うようなショットが打てないのでレッスンを受ける。
レッスンを受けようと思うのは、簡単に言えばこの二つのケースでしょうか。

特に注意しなければいけないのは後者です。
最初に書いたように球筋はスウィングだけで決められるものではないからです。
球筋は「道具・構え・動き」の三位一体です。
そして特に大事なのは「道具と構え」です。

トマトを包丁で切る。
思うように切れない、力づくで切ると結果は悲惨。
「先生、どこが悪いのでしょう?」
聞くまでもなく包丁の切れ味が悪いだけです。
切れ味が良くなるように研いでやればもっと簡単に良い結果が得られます。

動き(スウィング)にはクラブにさせられている動きと自分でしている動きがあります。
レッスンで矯正すべきは、悪い結果に結びつく自分でしている動きです。
クラブにさせられている悪い動きを矯正しても全ての番手に通用はしません。
それは14本それぞれにクラブが持っている癖が違うからです。

レッスンでは教わる方も教える方も良い結果を望んでいます。
原因はクラブにもあるという発想は、教わる方も教える方にも希薄ですから、どうしても構えや動きで矯正しようとします。
14本のクラブで良い結果を得ようとすれば、その番手ごとの対症療法的スウィングにならざる得ません。

ゴルフの難しさ、レッスンの難しさの元凶はここにあります。

試打クラブの問題点

自分にはどんなクラブが合うのか、打って判断したい。
その為に試打クラブがあります。

ただ試打クラブにも問題がない訳ではありません。
クラブを打ってみて自分に合う・合わないと感じるのにはふたつのケースがあるからです。

一つ目はクラブの仕様そのものが合ってなくて良い結果が出ないケース、
二つ目は回転時のバランスが狂っている為に良い結果が出ないケースです。

同じ仕様のドライバーを2本試打します。
1本は組んだだけのもの、もう1本は回転時のバランスまで調整したものです。
2本のドライバーでどっちが合っているかを打って判断してもらうと、殆どのゴルファーは後者を選択します。
同じ仕様であるのにも関わらずです。

組んだだけのドライバーでの個体差で一番多いのが、ヘッドが落ち切らずにフェースが早めにターンしていくクラブです。
ヘッドが落ち切らないので、ヒール寄りに当りますので、シャフトは硬く感じます。
落ち切らない分ヘッドも軽く感じます。
フェースが被る分低い弾道になり左へ曲がります。
スムースに回転していかないので打ちにくく感じます。

これが回転時のバランスまで調製してあるクラブであれば、
スクエアに芯を喰うので、本来の高さ・本来のシャフトの硬さ感・本来の重さ感が出ます。
球筋も良くなり打ちやすさ感も感じます。


「馬には乗ってみよ、人には添ってみよ」、クラブもまた打ってみないと分かりません。
未調整のクラブでもある程度の判断はつきますが、回転時のバランスまで調整してあるものを打って判断するのが最良です。

試打クラブ

試打クラブを借りて打ったらとても良かったので同じものを購入した。
練習場に持ち込んで打ってみたら、あの時のような感覚もショットも全く出ない。
何とか良いショットを打ちたいと練習していたら身体まで痛めてしまった。

クラブというものは同じ仕様のものでも実際打球してみると、微妙に打点・球筋・打ちやすさに違いがあります。

クラブはヘッド・シャフト・グリップで出来上がっています。
それらにも静的な個体差はあります。
例えば重量にも公差があります、同じ仕様のクラブでも全く同じではありません。
でもこれら静的な個体差はさほど問題ではありません。

一番問題になるのは実際クラブを振った時の動的な個体差です。
これを回転時のバランスの個体差と呼んでいます。

車に詳しい人ならホイールバランスというのをご存知でしょう。
全く同じ銘柄のタイヤでも交換すれば1本1本ホイールバランスを取ります。
取るのが当たり前でこちらからお願いしなくてもやってくれます。
僅かな重心のズレが高速回転するタイヤでは問題になるからです。

クラブもまた高速回転体です。
ヘッドスピード40m/sは時速にすれば144km/hです。
ほんの僅かな重心のズレが打点・球筋・打ちやすさに大きな影響を与えます。

試打してみたら打ちやすかったクラブも購入すれば、仕様は同じでも回転時のバランスには個体差があります。
そこまで調整してあるクラブはないので、上記のような体験をするゴルファーが大勢いるのです。

解決策
試打して良かったクラブそのものを頼み込んで売って貰うか、(笑)
同じ仕様のクラブを買って回転時のバランスを調整して使うか、
今のところこのふたつにひとつですね。

スライス矯正ドリル

前回の記事で結果をなぞる動作をする事でスライスボールが出ることをお話しました。
ストレートラインもしくはフックゾーンでヘッドを振ることが出来ればスライスは矯正できます。
今回はその為のドリルを紹介します。

普通に構えます。
次にそのままの手の位置で手首を左手の親指方向にコックします。(約90度)
ヘッドはお腹の高さくらいまで上がります。(赤丸)
その状態から素振りするのですが、インパクトでヘッドはお腹の高さ(赤丸)を、グリップはアドレスの状態を通過するようにします。
最初はゆっくりとヘッドの通過する位置、腕の動きを感じ取りながら、そして徐々にスピードを上げます。
コックを終始維持しないと高い位置を通過させる事が出来ないので、普通のスウィングよりコックを維持する力が必要です。

プリコック


スライスボールを打っている時とはかなり感覚が違う筈です。
腕のロール戻しは早い段階でしないといけないし、身体の動きより早くヘッドを振らないと高い位置を通す事は出来ません。
この素振りは前回の記事でのフックゾーンを振ることになります。

この素振りでヘッドを振る(振り遅れない)感覚を養います。
このドリルでは終始手首のコックも維持したままですが、感覚が掴めて来たら手首の力を普通に戻せばヘッドは地面まで下りてきますからボールが打てます。
高い所をヘッドを通した時の感覚を大事にしてボールを打ってみて下さい。





動作と結果

下の図は胸に対しての手とヘッドの動きを簡単に示した図です。
(身体のターンをせずに腕とヘッドの動きを再現したもの)

ヘッド軌道


手はバックスウィングではアドレスの位置から右肩の前・頭の高さまで上がります。
そしてダウンスウィングではまたアドレスの位置に戻り、
フィニッシュでは左肩の前・頭の高さまで上がって行きます。
手は胸の前をV字に振り、振られるのです。

それに対しヘッドは少し違った軌道を描きます。
左右の肘の曲がりが変わっていくことで、腕はバックスウィングでは右ロールします。
バックスウィング途中からヘッドの軌道は手の軌道から右に外れて行きます
ダウンスウィングではそのロール戻し
フォロースルーでは左ロールが入ってきます。
それによってフェースローテーションと呼ばれている動きが起きます

バックスウィングで上がっていった軌道をヘッドがなぞるように(ストレートライン)降りてくればストレート系
その軌道より右側(スライスゾーン)を降りてくればスライス系
左側(フックゾーン)がフック系と言って良いと思います。

切り返し直後から腕のロール戻しでストレートライン上をダウンすれば、それはシャットフェースでアウトサイド・インの軌道だと思いがちです。
つまり引っ掛けフックが出てしまうのではないかと。
実際のスウィングでは身体の左ターンと切り替えしでのクラブの慣性、そして開きやすいクラブの構造からスウィングプレーン上をスクエアに降りてきます。
プロのスローモーションの映像やコマ送りの映像からスウィングプレーンをなぞるイメージでスウィングすれば、それはスライスゾーンをスウィングすることになります。
映像で見えているものは結果であって動作そのものではありません

多くのゴルファーが悩むスライス、それから脱却するためにはどんなイメージでスウィングすれば良いのでしょうか。
その為のドリル、それは次回に。

変なショップ(笑)

「試打クラブ打たせて下さい。」
ドライバーを数本打って、次にアイアンも数本。
最後に気に入ったアイアンと同じシャフトの入っているウェッジを。

「アイアンは7番からで良いかなあと思っているんですよ。5番なんて打てないし。」
と試打前は仰ってました。

試打を終えて
「何でここの5番アイアンはこんなに打ちやすいの。
 ヘッドを見たら自分のアイアンの方が絶対打ちやすそうなのに。」

回転時のバランス調整のお話をさせて頂きました。
「回転時のバランスってそんなに大事なんだ。」

「ここ(のショップ)何か変ですよ。」
 確かに(笑)
「次回見積り出して貰えますか。」

ヘッドの軌道

3月15日の記事で「腕の使い方」について書きました。
今回は更にヘッドの軌道とフェースの向きも含めて記してみます。

腕の使い方」で記したように腕は上半身に対して斜め縦に振るもの・振られるものです。
Vの字の動きです。
この時にヘッドはどう動くのでしょう。
解りやすくするために今回も身体のターンを入れずにやってみましょう。
(シャフトに想定外の負荷が掛からないように、ゆっくりと軽くです。)

構えた状態から手が頭の高さ・右肩の前になるように腕を挙げます。
アドレスで軽く曲がっていた右肘は腕が上昇するにつれ、その曲がりが大きくなっていきます。
肘がより曲がることで両腕の右ロールが少し入ってきます。(無意識で行っている)
その時ヘッドはどう動いていくのか?

手の軌道がVの字右辺のように直線的に動くのに対して、ヘッドは軽い円弧を描きながらトップに到達します。
フェースは構えた状態より開いて上がっていくのです。

ではダウンスウィングではヘッドはどう動けば構えた通りにインパクト出来るかです。
当然上がって行った軌道をなぞるように降りてこないと構えた位置には戻りません。
つまり右ロールして上がっていった腕は左ロール(ロール戻し)しながら下ろしてこないといけないのです。
(文章にするとこんな感じですが、良いショットを打っているごるふぁーは無意識でこうした動きをしています。)

クラブのヘッドの重心位置はシャフトの軸線上にはなく右側にあります。
切り返しでフットワークが先行し身体が左ターンし始めと、クラブの慣性と右にある重心位置から、フェースは更に開こうとします。
ダウンスウィングでは腕のロール戻しと更に開こうとするフェースに拮抗する力が必要になってきます。
バックスウィングでのヘッド軌道より更に左側を通すような意識で振る必要があるかもしれません。

ここまで読まれて「えっ!」と思われるゴルファーは多くおられると思います。
こんな感覚でダウンスウィングをしたらアウトサイド・インのシャットフェースだから引っ掛けフックしか出ないのではないかと。

今やっている事は身体のターンが入らない動き、上半身に対する腕・クラブの動きです。
実際はこれに身体のターンが入るのでスウィングプレーン上をスクエアに降りてきます。

プロのスウィングのコマ送り映像を見ると、ダウンスウィングではコックがギリギリまで溜まり、クラブはインサイドから遅れて入ってくるように見て取れます。
こうした結果の映像を見てダウンスウィングの意識もそうあるべきだと思ってしまいがちです。
こうした意識を持つと、開いていたフェースの戻しも行われずスライス、インサイドからという意識が強いとプッシュアウト、という結果になります。

ショットの再現性」でもお話しましたようにインパクトエリアはクラブの自由回転に任せるという考え方からすれば、腕のロール戻しは切り返し直後(コックが溜まっている)に終えるのが良いということになります。

先ず身体のターンを入れないゆっくりとした腕の振りでその動きを確認します。
次に身体のターンをゆっくり入れてスウィングします。
テンポアップしながらインパクトエリアはクラブに任せるメリハリのあるスウィングを目指します。
スライスやプッシュアウトで悩んでいる方は特にお試し下さい。

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