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GOLF BLOG 「WELL OUT」

ゴルフはもっとやさしくできる

2018-06

芯に当たりやすい

私が思っている以上に低重心・ワイドスウィートエリアのアイアンヘッドが好まれているようです。
何故なのかと考えてみました。

それは回転時のバランス調整の有無かなという結論です。

未調整のもので圧倒的に多いのが、落ち切らずに被って入る個体差のものです。
こうした個体差のクラブは、やや薄目でヒール寄りに打点がきます。

それをカバー(?)するのが低重心・ワイドエリアのヘッドということになるのでしょう。
薄目でもそこそこボールが上がって飛んでくれますから。

回転時のバランス調整をしてあるヘッドを試打したお客様が、
「ヘッドを見比べれば自分のヘッドの方が絶対やさしく見えるのに、打つと難しめに見えるこっちのクラブの方がやさしい。」
と言われるのをよく耳にします。

ヘッドが大きくてスウィートエリアが広いから芯を外してもそこそこ飛んでくれる、
低重心だから薄目に当たってもボールが上がりやすい、
確かにそれらはミスショット時のメリットではあるのですが、それ以前に先ずはスウィートスポットに当たりやすい・ミスショットの出にくいクラブであることが重要です。
その上でのメリットでないと意味を持たないでしょう。

芯に当たりやすいクラブにする、そのためには回転時のバランス調整をする、これに尽きます。

任せきる

組み上げただけのクラブには回転時のバランスの個体差で、打点・球筋・打ちやすさに違いが出ます。
そうなると球筋の違いをインパクトで力で抑え込むことで少なくしようとします。
手や手首、前腕に力が入ります。
その結果、ばね指・腱鞘炎・ゴルフ肘等のゴルフ障害を抱え込むことになります。

力で抑え込まないでも打点・球筋が揃う、回転時のバランス調整をしてあるクラブセットを使えば良いのです。
が、それまでの癖が直ぐには抜けないのですね。
回転時のバランス調整をしてあるクラブを信じて任せきる、その方が再現性も高まりますし身体にも優しいゴルフが出来ます。

数日前から切り返し直後のロール戻しに取り組んでいました。
インパクトエリアでの腕の力み(持ち過ぎ)もなくなってきて、打球音も乾いた良い音に変わって来ていました。
近々良いスコアが出るのではないかと密かに私は期待していたのです。

「月例で39が出ました」、ときょうご報告を受けました。

自分事のように嬉しいですね。

無力のヒンジ

昔、ゴルフでの手首の事を「無力のヒンジ」と言っていた人がいました。
「ヒンジ」、蝶番(ちょうつがい)のことです。
身近にあるもの、ドアの蝶番。
それ自体に力はありません。
錆び付いて動きが固くなっていては用をなしません。

グリップを強く握る人は手首も固くなりがちです。
手首が固くなればコック・リリースの動きが悪くなります。

手首を固めた方がインパクトで面を作りやすいと思っている人もいるかもしれませんが、
高速回転するクラブヘッドを自分の意志でコントロールすることは難しいのです。
コントロールすればそれだけヘッドスピードも落ちてしまいます。
インパクトエリアはクラブの自由回転に任せる。
そのためには手首は「無力のヒンジ」であるべきです。

右手グリップ

柱でも壁でも動かないものにリーディングエッジを合わせ構えをとります。
左手を放し右手一本で持ち身体全体の力を使ってヘッドで押してみて下さい。

フェースの向きが保てて、身体の力を柱や壁に伝えられますか?
伝えられないという人は右手の握る向きを変えていろいろ試してみて下さい。

どの向きで握った時にフェース向きを変えずに身体の力を伝えやすかったですか?

右手グリップの位置は左手のグリップ位置より細くなっています。
故に右手は左手よりは指側で握るのが握りやすいです。
身体の力をヘッドに伝えようとした時に、圧力を強く感じるのは人差し指の一番掌に近い骨(基節骨)です。
この骨が押す方向に直角になっているのが、フェースの向きを変えずに力を伝えやすい右手のグリップです。

更にこの基節骨はダウンスウィングでのロール戻しにも一役買っています
バックスウィングでの右ロールでクラブの重さをこの基節骨でも感じています。
基節骨で押し返すことでロール戻しが簡単に出来るのです。

左手グリップも右手グリップも骨が重要な役割を担っています。
正しくグリップの骨(こつ)ですか。(笑)

左手グリップ

グリップを強く握る過ぎることで起きるゴルフ障害と言えば、ばね指・腱鞘炎・ゴルフ肘などです。
身体にやさしく、かつ良いショットをいつも打つために大切なグリップでのことを書いてみます。

必要最低限の力で握る
グリップは太さがテーパー状になっていて、グリップエンドが一番太くなっています。
軽く握っても抜けない構造になっています。

それでもグリップに力が入り過ぎてしまう、それは握り方に問題があります。
力を入れなくてもクラブを持っていられる握り方、それは簡単に言えば骨で持つことです。

クラブを握ったらヘッドを少し浮かし、右手を放し左手だけグリップして、更に人差し指だけを残し残り4本の指もグリップから放してみて下さい。
手首の角度が変わったりせずにクラブを浮かせて持てていますか?

これが出来ない人は左手のグリップがウィークです。
左掌の手首側の膨らみがグリップの真上に乗っていれば、人差し指とこの膨らみでクラブを持っていられます。

grip-1.jpg


骨で左手の中に支点と力点を作っていると言っても良いでしょう。
支点と力点が作れないとそれを力で補うため必要以上に強く握ることになります。

この握り方が出来れば左手の甲はやや右回りになります。
左手親指の位置は真上よりやや右側になります。
この位置は腕を斜め縦に上げコックをする方向と合って来ますし、左親指でヘッド重量を受けるのにも適しています。
左腕とシャフトの角度もいつも同じように構えられ、バンドアップの構えにもなりません

グリップ

初心者、その中でも特に女性に多いのが次のような構えです。
腰を落とし・膝を前に大きく曲げ・上体の前傾が少ない。

この構えでクラブを握ると手の位置は高くなるので、両手とも下からグリップを持つようになります。
ハンドアップの構えです。
左手はウィーク・右手はストロング。
このグリップで腕を斜め縦に振り、正しくコックすることは無理なので、当然のように腕は横振り。
パッティングの構えでフルショットをしている、そんな印象です。

正しいグリップをするために大事な要素の一つは、グリップエンドをどこに置くかです。
グリップエンドの高さと左右の位置です。

ソールは全面接地(平らに置く)させるものだと思っているゴルファーは多くいます。
全面接地させてしまうと、当然グリップエンドは高い位置になります。
下から握るようになるので正しいグリップが出来ません。
トー側を上げてソールすればグリップエンドは下がりますから、正しいグリップがしやすくなります

グリップエンドを身体の中央にしてグリップすると、正面から見たときに左腕とシャフトが「く」の字になります。
これも左手の握りがウィークになる要因です。
この「く」の字のままインパクトを迎えたのでは身体の力をヘッドに伝えることは出来ません。
インパクトは左腕とシャフトは正面から見て一直線です。
構えが「く」の字でインパクトが一直線だとフェースは開きます。
スライスです。

構えでインパクトを作っておく。
左腕とシャフトが正面から見たときに一直線にしておけば、余計な動作を入れずに良いインパクトが出来ます。

グリップエンドをどこに置いて握るのか。
昔から言われているように「グリップはあなたのスウィングをも握っている」のです。

身体のターン

ゴルフスイングは身体の左右へのターンと腕の斜め縦の上げ下ろしで出来ています。
前回はその中の腕の振り方、特にダウン初期でのロール戻しについて書きました。

スライスで悩まれているゴルファーの多くは腕を横に振っている、だからダウン初期でのロール戻しも出来ない。
そして身体のターンもダウンからフィニッシュまで、し過ぎています。
だからフェースが開いたままインパクトを迎えてしまい、結果スライスです。

「腰が左を向いたフィニッシュ」「フォロースルーでヘッドスピードが最大になる」など結果としてなるものを自分の意志でしてしまっています。

ダウンスウィングで身体のターンはどう使えば良いのか?ですが、その前にバックスウィングでの身体のターンです。
前半が良くならないと後半も良くならないからです。

まずゴルフでは「捻転」という言葉をよく耳にします。
先ずはこの言葉を忘れましょう。(笑)
「左肩を顎の下に入れる」などという言葉も忘れてください

捻る・捻転は、一方を固定して他端を回すか、両端を逆方向に回すかです。
どちらもしっかりターンするには不向きです。

十分にターンするためには腰を含めた上体を前傾の中で右に向けることです。
それを体感するのに良い方法は、回転椅子の後ろ側に腰掛け、椅子を右回転させながら上体を右に向けることです。
それが出来たらゴルフの構えでそれをします。
バックスウィングでのターン軸は右足首と首根っこを結ぶ直線です。
右膝はこの線上に位置します。
トップでこの軸で「受け」ていることがダウンで地面反力を使う為に大切です。

トップでは肩は90度前後右を向いています。
腰はその半分位右を向きます。
左膝も右斜め前に出ていきます。
左足踵の圧力も抜けます。
頭は右足首と首根っこを結んだ回転軸の前にあり、腰は後ろにあります。
右回転した時に軸より前にあるものは右に移動、後ろにあるものは左へ移動します。
よって頭は少しだけ右移動、腰は少しだけ左移動です。
「頭を動かさない」「ボールを良く見る」も忘れてください。

良い右ターンが出来たらダウンでの左ターンですが、左ターンというよりは脚をアドレスの状態に戻すだけで充分です。
胸も腰もまだ右側を向いています。
ここで腕のロール戻しとインパクト目掛けて直線的にヘッドを振ります
ダウンの初期に力を使い切ります

インパクトもフォローもフィニッシュも全て結果です。
時速百数十kmのクラブヘッドがそれらを自動で作ってくれます。

「腰痛はゴルフに付き物」などということはありません、起きません。
最後まで自分で作ろうとする・必要以上に捻ったりするからそうしたゴルフ障害も起きてしまいます。

リストターン?ロール戻し?

フェースターン
左図はインパクトエリアで力ずくで180度フェースターンしているゴルファーのイメージ図です。
腕を横に振りながらAからBまでヘッドを返す。
インパクトエリアで何かをしようとするとヘッドスピードも落ちてしまいます。
力ずくですれば身体に掛かる負担も多くなります。

右図はトップからの切り返し直後にロール戻しをするゴルファーのイメージ図です。
(腕を斜め縦に振るタイプ)
腕の右ロールが入らなければトップはBの位置に上がりますが、実際は右ロールが入るのでAの位置に上がりその分フェースは開きます。
(直線で書いてありますが、実際は緩やかな円弧を描きます。)
AからBの位置までロール戻しをすれば良いことになるのですが、実際はクラブの慣性やら構造からダウン初期にも更に開きますから、もう少し多くのロール戻しが必要になるかもしれません。
それでも左図のリストターンよりははるかに少しの力で済みますし、インパクト目掛けて思い切り振ることもできます。

図だと解りづらいとは思います。
できれば時間を作って写真を撮りたいのですが…。
図でも解ったよという方は拍手をよろしくお願いいたします。(笑)

リストターン・フェースターン

ドライビングレンジにいると結構見かけるのが、インパクトエリアでのフェースターンの練習です。
小さな動きでインパクトエリアの練習をする、大切なことなのですが、少々違和感を覚えるのです。
何に違和感を覚えるかというと、上半身を余り動かさずに腕・クラブを横に振って力ずくでフェースターンを行っている動きです。

ゴルフのスウィングは身体の左右のターンと腕の斜め縦の動きから出来ています。
身体のターンをせずに腕を横に振る動きはないのです。
クラブ・腕を横に振っているように見えるのは身体のターンがあるからです。
インパクトエリアでのフェースターンの動きを練習するにしても、振り幅に見合うターンは必要です。

フェースターンを起こさせているものの一つが、適度なハンドダウンに依るヘッドと手の軌道の軌道差です。
手の軌道面はヘッドの軌道面よりアップライトであり、ヘッドの軌道面のように円を描くのではなく、上辺が広がったV字のような軌道を描きます。
この軌道の違いがフェースターンをオートマチックに作ってくれるのです。

ダウンスウィング初期に振り出す面はクラブも手も同一面ですが、構えでバンドダウンしているために途中から手は身体に近づきます。
ヘッドの軌道と違い、よりアップライトでアウトサイド・インの軌道を描くことになるのです。
この軌道に手を引き入れられれば(引き入れないと当たらない)フェースターンは自動で起きます。
力ずくでする必要はありません。
フェースターンを力ずくでのリストターンで行うと再現性は低くなります。
時速百数十kmで動いているヘッドのインパクトを自分意志でコントロールし再現性を高めるなど神業としか思えません。


スウィングの中で自分がすることは、バックスウィングの前半、つまり前傾の中で右を向きクラブを振り上げること。
そしてダウンスウィングの前半、右を向いた身体を戻すことと、インパクトに向かってヘッドを振ることです。

バックスウィングでは右肘の曲がりが腕の右ロールを発生させます。
結果フェースは開いて行きます。
トップにヘッドが辿り着く前に身体は左回転を始めますからクラブの慣性で更にフェースは開きます
それに輪をかけてフェースを開かせるのが、ヘッドの重心位置がシャフトの軸心より右側にあるというクラブの構造です。

リストターンでフェースターンをさせるのであれば、ダウンの初期つまり切り返し直後に腕の左ロールを少しだけ入れてやれば良いのです。
コックが溜まっている状態でです。
腕を横に振るイメージのゴルファーは、インパクト前後で180度のリストターンが必要になります。
腕を斜め縦に振るイメージのゴルファーは、切り返し直後に少しだけ腕の左ロールを入れてやれば良いのです

インパクトエリアで腕の横振りでフェースターンさせるのではなく、ダウン初期に腕の斜め縦振りの中で腕のロール戻しを終える
そしてインパクトエリアはクラブの動きに任せる
最小限の動きで高い再現性を得ることができます。

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